2019年 6月 24日 (月)

平成のヘア&メイク あなたは流行った順番に並べられますか

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   「十人一色」から「一人十色」の時代へ――。資生堂が平成の女性たちのヘアやメイクの流行をまとめた「ビューティートレンド変遷」の調査結果から、そんな傾向が浮かび上がる。一人の女性が一つの顔ではなく、場面次第で多彩な表現をする時代に移りかわりつつあるようだ。

   資生堂は1987年からヘアやメイクの流行を分析・予測するビューティートレンド研究を行っている。改元を前に、これまでの分析や街頭調査の結果などを踏まえ、平成のトレンドをまとめた。

  • 資生堂が公開している平成のヘア&メイクのトレンド。正しい順番はわかりますか?
    資生堂が公開している平成のヘア&メイクのトレンド。正しい順番はわかりますか?
  • こちらが正しい順番
    こちらが正しい順番

バブルからギャル、モテからゆるふわ...

   それによると、平成のトレンドは大きくわけて6期にまとめられるという。

   画像は資生堂が公開している、時代ごとのトレンドを再現した、ヘアやメイクの写真だ。では、これを古い順に並べてください――といわれて、あなたは即答できるだろうか。

   正解は、上段右(1989~93年)、下段中(94~98年)、上段中(99~2003年)、上段左(04年~08年)、下段右(09~13年)、下段左(14年~18年)。

   平成がスタートした1989~93年ごろは、バブル絶頂期に当たり、「昭和名残のバブルゴージャス」期といえる。女性は強さと女らしさをうまく使い分けた時代といえ、鮮やかで真っ赤な口紅が大流行した。ヘアは「ワンレン(ワンレングス)」や前髪を立たせた「とさかヘア」などが象徴だった。

   バブルが崩壊し、長い不況期に突入した1994~98年ごろは「ギャル文化」が盛り上がった。口紅は不況と同調するように、色を押さえたベージュやブラウン系が主流に。2000年前後もギャル文化は台頭し、日焼けした肌が大きな特色になった。「ガングロ」などがもてはやされたのがこの時期で、明るい髪色が流行し、ヘアカラーは一気に一般の人にも広がった。

   不況が長引き、格差が深刻化した2004~08年ごろは「女子力高めの『盛りメイク』」期に。世の中の不安感からか、結婚願望や安定志向が高まり、女性たちの「モテ意識」が高まった。女性らしさを強調するように、付け髪や付けまつげが流行し、ヘアもロングの巻き髪がはやった。

   しかし2011年の東日本大震災を機に、女性たちのファッションは「脱力ゆるふわ」の自然体へと変化する。付けまつげなどは影をひそめ、ほお紅をきかせた「湯上がりチーク」などが流行した。

   景気が徐々に回復し、訪日観光客の増加などで世の中に明るさが見えてきた平成末期(2014年以降)は、バブル期を思わせる「バブルリバイバル」期へ。太い眉や鮮やかな赤い色の口紅がバブル期以来の流行となった。

十人一色→十人十色→「一人十色」へ

   「ポスト平成」のトレンドについて、資生堂は「多様性」の高まりを上げる。ギャル文化時代の安室奈美恵さんや浜崎あゆみさんのように、かつては多くの女性が手本にしたがる象徴的な存在がいた。そんな「十人一色」の時代は、平成の後半にかけて、それぞれの好みを求める「十人十色」の傾向が強まった。さらに最近では、インターネットの急速な普及で、個々が必要な情報を直接受け取る時代になって、多様化がいっそう進んでいる。

   資生堂は「日によってメイクやヘアを変えるのはもちろん、1日のうちにも場面次第でファッションを変える女性が増えている。これからは『一人十色』か、一人がそれ以上の色を持つ時代になるのではないか」と見ている。

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