2019年 7月 21日 (日)

参院選の自民候補、こんなにいる「旧民主」 元閣僚・政務官も

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   2019年夏の参院選に向けて野党が1人区での候補者調整を進める中、自民党も着々と候補者の擁立を進めている。1月17日夕時点で公認が決まっているのは、選挙区45人、比例代表30人(うち「公認内定」2人)。

   目を引くのが、旧民主党から出馬して当選したことがある人が少なくとも4人いることだ。中には民主党政権で閣僚や政務官を務めた人もいる。ただ、自民に転じた経緯を詳細に明らかにする議員は少なく、選挙戦で改めて説明が求められることになりそうだ。

  • 自民党から出馬する「元民主」候補者は少なくとも4人いる
    自民党から出馬する「元民主」候補者は少なくとも4人いる

「しこり」指摘も

   最も「大物」だと言えそうなのが、岩手選挙区(改選数1)から出馬する平野達男氏だ。平野氏は01年の参院選に自由党公認で出馬し初当選し、07年は民主党公認で再選。野田内閣で防災相を務め、12年2月の復興庁設置にともなって初代復興相に就任した。この2回は小沢一郎氏の支援を受けて当選した平野氏だが、後に小沢氏とたもとを分かち、民主を離党(離党届を提出した受理されず、除籍処分に)。13年は無所属で出馬・当選し、16年に谷垣禎一幹事長(当時)の要請を受けて自民党に入党した。ただ、平野氏が入党届を提出したのは、参院選(当人は非改選)が投開票された2日後の7月12日だった。平野氏の入党で自民党は参院の単独過半数を確保し、野党支持者からは恨み節が漏れた。

   平野氏は、自身としては初となる自民党公認候補として4選を目指す。知名度は抜群だが、15年の岩手県知事選では自民党の支援を得て立候補することを表明したが、直前に取りやめたという経緯がある。そのため、県連内でのしこりが残っているという指摘もある。

大臣政務官経験者も2人

   民主党政権で大臣政務官を務めた人も2人いる。そのひとりが、第3次野田改造内閣で厚生労働政務官を務めた糸川正晃氏だ。糸川氏は05年の衆院選に国民新党から出馬して初当選し、09年に民主党から出馬して再選したものの12年に落選。14年12月の衆院選への立候補を見送った後、自民党に入党した。糸川氏は、笹川尭元衆院議員が会長職にある全日本空手道連盟の理事を務めている。自民党としては、同連盟との距離を縮めて党員を増やす狙いもあるようだ。

   もうひとりが、菅改造内閣で財務政務官を務めた尾立源幸氏。04年の参院選に大阪選挙区から民主党の公認候補として出馬し、初当選。10年に再選されたが、16年に落選。当時の大阪選挙区の定数は4で、尾立氏は6番手だった。

   この3人以外にも、元衆院議員の熊田篤嗣氏が比例区で出馬する。熊田氏は09年の衆院選で民主党公認で大阪1区から出馬し初当選。12年10月に民主党に離党届を提出したが除籍処分を受けた。地域政党「減税日本」を経て、日本未来の党の公認候補として12年12月の衆院選に大阪1区から出馬したが、落選していた。17年6月になって、フェイスブックで自民党の二階派に入ったことを報告。

「この4年半、いろいろと紆余曲折はありましたが、自分の政治活動としては大きな節目となりました。決意あらたに頑張ってまいりますので、引き続きの皆様のご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします」

などと決意表明していた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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