2019年 5月 24日 (金)

核廃絶、隠れキリシタン... ローマ法王、38年ぶり訪日で何語る?

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   ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は2019年1月23日、19年11月に日本を訪問することを明らかにした。共同通信やAFP通信によると、外遊先のパナマに向かう機内で同行記者団に明らかにした。

   実現すれば、法王の訪日は1981年2月の故ヨハネ・パウロ2世以来、約38年ぶり2回目。法王は核廃絶への関心が高く、1981年と同様、広島や長崎を訪問したり、大規模ミサが開かれたりするとみられる。訪日でどういったメッセージを発するかも注目されそうだ。

  • ローマ法王は訪日でどんなメッセージを発するのか(写真は2015年のフィリピン訪問時)
    ローマ法王は訪日でどんなメッセージを発するのか(写真は2015年のフィリピン訪問時)

原爆投下直後の写真を教会関係者に配る

   法王は18年12月に前田万葉枢機卿と面会した際、19年に訪日する意向を明らかにしていたが、訪日の決定と具体的な時期を自ら明らかにするのは初めて。法王は、日本にキリスト教を伝えた宣教師、フランシスコ・ザビエルと同じイエズス会に所属。青年期には日本での布教を志願するほどだったが、健康上の問題で実現しなかった。

   特に関心を寄せているとみられるのが長崎だ。18年7月の「カトリック教会現勢」によると、全国のカトリック信者数は約44万人で、全人口の約0.3%ほどだ。そのうち約6万人が長崎県に住んでおり、県のの4.4%を占める。17年末には、原爆投下後の長崎で撮影された写真「焼き場に立つ少年」が印刷されたカードに、「戦争がもたらすもの」というメッセージを添えて教会関係者に配ったことが話題になった。

   「戦争がもたらすもの」は、米軍の従軍カメラマンだったジョー・オダネル氏(1922~2007)が撮影。唇を固くかみしめ、幼子を背に直立不動の姿勢をとる少年の姿を収められている。亡くなった弟を背負い、火葬の順番を待つ様子だと考えられている。このカードの配布を通じて「核なき世界」の重要性を訴える狙いがあったとみられる。

   18年には、国選教育科学文化機関(ユネスコ)が「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本両県)を世界文化遺産に登録している。法王は14年のスピーチで潜伏キリシタンに触れて「私たちはこの歴史から、多くを学ぶことができる」と称賛している。

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