2020年 5月 30日 (土)

「うちの息子は性欲がありません」 専用風俗店の経営者が見た、「障害者と性」の現場と課題

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性的な問題のクリアが「自立」にもかかわる

   「障害者の性に関して日本は問題を抱えており、もっとオープンに話していかないと」と現状の社会を問題視。「障害者と性をタブー視する日本の大局は今のままでは変わらない。力を持っているマスコミや誰かが旗を上げないと壁は崩れない。障害者に関して、もう少し目を向けるような国になってほしい」と訴えた。

   障害者は、決して遠い存在ではない。厚生労働省の「生活のしづらさなどに関する調査」によると、16年12月1日時点での障害者の総数は、936.6万人(身体・知的障害者は手帳所有者、精神障害者は手帳所有者と罹患者)で、人口の約7.4パーセントに相当する。一方、同省障害保健福祉部の担当者に、障害のある子を持つ親に関する性的介助の悩みなどについて統計をとっているか聞くと、「ここ数年ではしたことはない。(問題が)デリケートでお金がかかるし、中々難しい...。問題について障害者らからのニーズもない」と話していた。

   『セックスと障害者』(イースト新書)の著書がある、一般社団法人ホワイトハンズ代表理事の坂爪真吾さんは、「性の問題は生活と全く無縁であるというイメージをいろんな人が持っていると思うが、そうではない」と強調。障害者の就労支援などが推し進められているが、「(障害者には)恋愛や結婚をいたいという思いがある。性的な問題のクリアは、障害者の社会的な自立にかかわる」と強調した。

   ※J-CASTニュースでは、引き続きこの問題について報道したいと考えています。情報提供、取材にご協力いただける方がおられましたら、otayori(アットマーク)j-cast.comまでメールください。

(J-CASTニュース編集部 田中美知生)

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