2020年 9月 20日 (日)

「うちの息子は性欲がありません」 専用風俗店の経営者が見た、「障害者と性」の現場と課題

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車いすで「店」に出かけたところ...

   元々サラリーマンをやっていたという男性。知り合いから「風俗店のオーナーをやりたいから出資してくれ」と頼まれ、業界に参入。派遣型風俗店を中心に全国で展開をしていった。10年ほど前から経営が悪化し、知人の女性を経理部門に専務として雇った。

   専務の女性は当時、性についての不安や悩み相談に乗る副業もしていた。ある日、障害のある20代の女性が相談しに来た。その話を聞いた専務の女性から「障害者の性には問題があるのではないか」と投げかけられ、問題に向き合うきっかけを得た。

   専務の女性と一緒に障害者施設を回り、現状を聞くことに。施設の責任者らとの話を通じて、「20代以上の男女が時間を短縮する目的で同じ湯船に入浴させられた」「施設で妊娠していた女性が子どもを堕ろされている」など、さまざまな事例を聞かされた。ほかにも、50代の車いす生活者がある日、通っていた風俗店の待合室でほかの客に因縁をつけられ、後日、店の責任者から「二度とこないでください」と言われた事例も耳に。専務の女性と話し合い、2011年、障害者専門店を開業した。

   とはいえ、店に対する需要は少ない。「小さいころから障害のある方が風俗店を使えないと考える人がいると思うが、啓発活動をしていけば(需要が)伸びる余地があるのでは」と。

   一方、利用した関係者からは、「息子がすごく喜んでいる」「いままでこういうことをしたことがなかったが、〇〇さんすごくやさしい方で」と感謝の言葉を掛けられることもある。「赤字でも、需要があって働きたい人がいるという今はつぶすつもりはない」

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