2020年 9月 24日 (木)

自民・二階幹事長「小池支持」表明 都知事選まで1年半、早くも腹の探り合いが

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   来2020年夏に任期満了が迫った東京都知事選をめぐる、自民党の二階俊博幹事長の発言が波紋を広げている。小池百合子知事が立候補するなら「全面的に協力するのは当たり前」と述べ、自民党の東京都連内から反発も出るなか、発言翌日に「他に選択肢ありますか?」と、あらためて小池氏支援の考えを強調した。

   小池知事は先日、就任後初となる政治資金パーティーを開き、「知事選へ向けた準備か」と注目を集めたばかり。都知事選の日程(任期は20年7月30日まで)については、東京五輪(開幕式は20年7月24日)の準備との重複を避けるため、前倒しを小池知事が模索しているとの指摘はかねてからある。19年7月には参院選も控えており、様々な思惑が交錯している。

  • 小池都知事はどう動く?(2017年8月撮影)
    小池都知事はどう動く?(2017年8月撮影)
  • 小池都知事はどう動く?(2017年8月撮影)

小池氏への「恨み」指摘する自民関係者も

   二階幹事長は2019年3月4日、記者会見で都知事選対応について、「小池知事が出馬するなら、全面的に協力するのは当たり前だ」「実績は見て分かるのではないか」と支持する考えを示した。

   この二階発言に対し、自民内部からは、都連関係者を含め、戸惑いや反発の声がもれた。何しろ小池氏は、かつて自民党に在籍していたが、都知事選(16年)で自民党推薦の増田寛也氏らを破って初当選。都議選(17年7月)そして先の衆院選(17年10月)において、自らが率いた「都民ファーストの会」や「希望の党」が自民(系)候補と対決してきており、自民党内には強い反発が残っている。

   今回、産経ニュース(3月4日、ウェブ版)は、安倍晋三首相が4日夜の与党幹部らとの会合で「『(知事選への言及が)早いな』と驚いた様子を見せた」と、出席者情報を伝えている。4日夜の報道ステーション(ウェブ版)では、自民の都連幹部の声として「小池氏には恨みがある。『発言撤回を申し入れたい』との意見もある」との反発を伝えた。翌5日には、自民党の加藤勝信総務会長が会見で、「(候補者からの推薦もない現状では、)当然、党の意思を決定する状況にはない」(産経ニュース)と、あくまで二階氏個人の考えであることを強調した。

   また、自民党都連の高島直樹幹事長は、NHKの取材に対し(5日昼放送)、「二階幹事長は都議会自民党を含めて東京都連に対し、『早く知事候補を決めろよ、待ってる』とエールを送ってくれたんだろう、という認識をもっている」と述べた。間接的に、ではあるが、小池知事支持ではなく、候補選定に向けて動く考えを示したものだ。

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