2024年 4月 25日 (木)

薬物報道で「白い粉映像」を避けるべき理由

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「望ましいこと」8点、「避けるべきこと」9点を挙げる

   ガイドラインでは、「望ましいこと」として8点、「避けるべきこと」に9点を挙げている。内容はネットワーク公式サイトで確認できるが、項目の一部を紹介する。さらに、今回の報道について、13日放送の情報番組の一部の現状も確認してみた。

   ガイドラインで「避けるべきこと」の第1項目に挙がっているのは、

「『白い粉』や『注射器』といったイメージカットを用いないこと」

とある。その理由については、「虐待などによる痛みを抱えた子どもは、危険なものにひかれる。白い粉や注射器などのイメージ画像、恐ろしげな扱いで薬物への関心が増す」(同ネットワークのサイトより)などの問題点があるようだ。

   他には、

「『がっかりした』『反省してほしい』といった街録・関係者談話などを使わないこと」
「『人間やめますか』のように、依存症患者の人格を否定するような表現は用いないこと」

などの項目がある。一方、「望ましいこと」としては、

「依存症については、逮捕される犯罪という印象だけでなく、医療機関や相談機関を利用することで回復可能な病気であるという事実を伝えること」

などが指摘されている。

   13日の情報番組で、J-CASTニュース編集部が確認できた範囲では、「白い粉のイメージ映像」については、「ゴゴスマ」(TBS系のCBCテレビ)が、上部から白い粉が下部に落ちてたまる様子の映像を3~4秒流していた。背景は暗く、画面右上に「イメージ」の文字。こうした映像ではなく、「白い粉」の写真をパネルで紹介する番組が多かった。

   また、関係者コメントや街の声も各番組が紹介しており、

「ショック、ものすごいショックですよ」(「とくダネ!」フジテレビ系)
「期待を裏切られて...」(「情報ライブ ミヤネ屋」日本テレビ系の読売テレビ)

といった内容があった。

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