2024年 4月 18日 (木)

「ファンの気持ちを誰よりも知っている」 AKBの復権を託されたのは、21歳の新総監督・向井地美音だった

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「毎週のように公演応募しては干されてた中学生時代」

   実際、向井地さんのファンぶりは筋金入りだ。向井地さんが15期生としてAKB48に加入したのは13年のことだが、17年1月のツイートでは、12年11月のメールのスクリーンショットつきで

「AKB加入前のチケセンからのメールが大量に出てきて衝撃なう」

と、過去のメールを見返した時の驚きを明かした。AKB48の劇場公演では「チケットセンター」(チケセン)と呼ばれるウェブサイトでチケットを申し込むが、このときは「余裕の落選」。

「毎週のように公演応募しては干されてた中学生時代」

だったと、ファン時代を懐かしんだ。「干される」とは、チケット購入の抽選で落選することを指す。ツイッターのプロフィールには「桜の木になろう新規です」とも。「『桜の木になろう』(11年2月発売)という楽曲をきっかけにAKB48のファンになった」の意味だ。

   向井地さんは

「だから私は、ファンの方の気持ちを誰よりも知っているつもりです。そんな私だからできる、私らしい総監督になりたいと思っています」
「AKBにとって私はほんの1部ですが、私にとってはAKBがすべてです」
「このグループを応援していて、もっともっと楽しいと思ってもらえるように、夢や希望を届けられるように、すべてを懸けて頑張る」

などと意気込む。NGT48をめぐる問題でグループ全体に対する信頼が揺らぐ中でのバトンタッチだ。決意表明ではNGT問題について直接の言及はなかったものの、総監督としていかにファンに寄り添えるかも問われそうだ。

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