2019年 4月 23日 (火)

巨人「内海の穴」を埋めるのは... 林昌範氏は「大きく崩れない投手」と期待

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   巨人の開幕ローテーションが内定した。原辰徳監督は今シーズン、6人の投手でローテーションを組む方針で、2019年3月29日の開幕戦は菅野智之(29)が先発。開幕シリーズは、菅野、テイラー・ヤングマン(29)、畠世周(24)が確定。本拠地開幕戦となる阪神戦は、山口俊(31)、C.C.メルセデス(25)、高橋優貴(22)の3人が内定している。今シーズンの巨人の命運を握る先発陣だが、5年ぶりのV奪回はなるのか。巨人、日ハムなどで投手として活躍し、現在、船橋中央自動車学校に勤務しながら野球解説者を務める林昌範氏(35)にJ-CAST編集部が話を聞いた。

   昨オフには、内海哲也投手(36)がFA移籍した炭谷銀仁朗捕手(31)の人的補償として西武に移籍。巨人投手陣の精神的支柱ともいわれたベテランの移籍は、巨人ファンのみならず日本球界に大きな衝撃を与えた。ここ最近、低迷が続いていたとはいえ、昨年は5勝をマークした内海。精神的な柱を失った巨人投手陣だが、この大きな穴を誰が埋めるのか。林氏は次のように語った。

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「内海さんの1勝は、他の投手にはない重みが...」

「数字だけでいえば、内海さんの5勝はフォローできると思います。ただ、内海さんの1勝は、他の投手にはない重みがあります。内海さんは人格者であり、チームにとって精神的な柱で、内海さんの1勝は周りの選手に大きなモチベーションを与えます。それだけ大きな存在でした。内海さんと同じような役割は誰にも出来ませんが、私が個人的に期待しているのは新人の高橋投手です」

   昨秋のドラフト1位左腕は、ローテーションの6番手として内定しており、4月4日の阪神との第3戦目の先発がほぼ確定している。オープン戦に2度登板して1勝1敗、打者40人に対して許した安打は8本で防御率2.79をマークし、開幕ローテーションの座を勝ち取った。

   林氏が高橋に期待するのは「相乗効果」だという。新人の高橋がローテーション投手として活躍すれば、ローテーションの4番手、5番手に競争心が芽生え、良い意味での緊張感が生まれるという。林氏は「プロの投手はみなプライドを持っている。新人が活躍すれば、やはり負けたくないと思うはずです。ローテーション入りを虎視眈々と狙っている投手もいますから。そういった意味では、高橋投手が活躍すればチーム自体が活性化すると思います」と話した。

ドラ1左腕に求められるものとは...

   その一方で林氏は自身の経験から1年を通してローテーションを守り抜く厳しさを指摘。春季キャンプからオープン戦にかけて首脳陣が納得のいく結果を残したが、林氏は打撃陣のスイングが鋭くなる夏場をひとつのヤマ場とみている。春季キャンプから続く緊張に加え、開幕ローテーションの大役による精神的、肉体的疲労が出始めるのが夏場。新人にとっては「鬼門」ともいうべき季節となる。

   高橋のピッチングの印象について林氏は「大きく崩れない投手」と評価する。そして高橋がローテーションを守り抜くためには「勝負球が必要」だと指摘した。林氏は「プロの投手に必要なのは勝負球。ストライクを取る球ではなく、空振りさせる球。私の場合はフォークが勝負球でしたが、フォークで空振りさせたことで大きな自信につながりました。高橋投手は今後、勝負球を磨いていくことが大切になってくるでしょう」と話した。

   チームの精神的支柱を失うも、5年ぶりのV奪回が至上命令の原巨人。今シーズンの巨人復活のカギは、ドラ1左腕が握っている。

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