2019年 12月 9日 (月)

甲子園にとどろく「美爆音」 「うるさい」苦情も、習志野高校「今まで通りに応援」

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   春の選抜高校野球大会(センバツ)で、「美爆音」と呼ばれる習志野高校(千葉)の応援に近隣から苦情が入り、大会本部から音量を小さくするよう注意した問題に、インターネット上では賛否が渦巻いている。

   ただ、大会規定には応援の音に関する取り決めがないとして、大会本部は「今後は働きかけをしない」と話す。同校も「次の試合も今まで通りに応援していく」という。

  • 習志野の応援に苦情が入った
    習志野の応援に苦情が入った

「そのまま続けて」「音が大きけりゃいいってもんじゃない」

   「美爆音」は2019年3月28日のセンバツ第6日、2回戦の星稜(石川)戦(1-3)で響き渡った。習志野のアルプススタンドを埋め尽くす大応援団によるブラスバンド演奏は、テレビ中継でもはっきり分かるほどの大音量。ナインを盛り立てた。

   だが、試合中にトラブルが発生。大会スタッフがアルプスに入り、応援団に注意した。日本高等学校野球連盟(高野連)センバツ大会本部の担当者は29日、J-CASTニュースの取材に、近隣住民から応援の音がうるさいと苦情が入ったため「音量を下げるよう要請しました。応援団もご対応くださいました」と話す。応援の音をめぐってクレームが入ることはあまり経験がないという。

   珍しい一幕はインターネット上でも話題を集めた。ツイッターでは、

「美爆音はそれだけすごいということだ。腹に響く太鼓と重低音は、千葉マリンの椅子が震える位だそうだ。習志野の選手に力を与えるのは間違いないので、そのまま続けて欲しい」
「生活してる近隣の方には『美』ではなく、もはや騒音なのですね しかし、世知辛い世の中になったものですね」
「吹奏楽部の応援の演奏を聴くのもまた甲子園の醍醐味。そんなのに苦情してたらまたつまらん世の中になってしまうだろう」

と大音量の応援の継続を望む声が多数あがった。一方で、

「相手チームにも影響が出てるんだったら音量下げた方がいいんじゃね?ブラバンも音が大きけりゃいいってもんじゃないよ」
「野球がメインなんだから応援はメインではないし......って正直思うけどね。習志野の応援がかっこいいのは勿論分かってるけど、威圧的な応援である事も間違えないし楽器の数の上限とか何年か後には決められそう」
「習志野のブラバンの爆音は半端なかった。テレビで見てるのに何でこんなにくっきりはっきり聞こえるの?どんだけ音出しとんじゃって思ったもん」

など、制限したほうがいいとの意見も少なくなかった。

「『応援の手引き』を改めて確認したところ...」

   星稜に勝利した習志野は31日に準々決勝・市和歌山(和歌山)と戦う。応援団の「音量問題」は次戦も対応するのか。前出のセンバツ大会本部担当者は、

「今回は近隣から苦情があったので、音量を下げるよう急遽お願いをしましたが、その後大会本部で『応援の手引き』を改めて確認したところ、音に関する規定はありませんでした。なので、今後は同様の働きかけは致しません。習志野高校には、本日お伝えした件についてはお気になさらなくて結構ですという旨を本部から伝えました」

と話した。習志野側の判断に任せるという。

   もし試合中に再び苦情が届いたとしても、

「規定がないと確認しましたので、大会本部としては特段注意をすることはありません」

とのことだった。

   習志野の教頭は取材に対し、

「高野連から、次戦のことは特に(注意しない)ということでお話をいただいています。試合に出かける前に打ち合わせをして、次戦も今まで通りに応援していくという形で考えています」

と「美爆音」を継続する考えを示した。

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