「万事をなすのによい月」という意味が
ただ、4月1日の菅義偉内閣官房長官による記者会見では「令和」の由来について、万葉集の「初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ」から来ていることが説明された。その「令月」だが、広辞苑(第七版)によると、「万事をなすのによい月。めでたい月」との記述があり、命令とは関係のない、良い意味の言葉だということがわかる。
パッと見の意味とは裏腹な良い意味もある「令」。キートンさんが言う通り、5月1日の改元の日が、「令」の字に対する人々が抱く印象を大きく変える1日になるかもしれない。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)