2024年 5月 5日 (日)

白衣の天使は「白衣の戦士!」をどう見るか? 元看護師に実情を聞いてみた

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患者が失くしてしまう代表例は...

   ドラマの反響を受け、J-CASTニュース編集部は、数年前まで看護師として勤務していた東京都内在住の30代女性に、「看護師のゴミあさり」の実情について話を聞いた。

「患者さんから遺失物の捜索を要求されることは非常に多かったですが、まずはベッド周辺など、患者さんの周辺から探します。それでも見つからなかったため、病室のゴミ箱の中を捜索することは何度かありました。なお、遺失物の代表例は処方薬。なくさないように注意はするのですが、それでも、なくしてしまう患者さんは多かったです。ちなみに、私も入れ歯を探したことがあります」

   なお、ドラマ中では、中条さんがゴミをあさる際には無色透明のビニール手袋を着用していたが、その厚さは非常に薄いものだった。病院のゴミをあさる上での危険性はあるのだろうか。

「本来であれば、病院内の一般ゴミと医療廃棄物は厳格に区別されて回収され、集積所も違うはずです。ただ、ずさんな管理をしている病院がないとは言い切れないところがあるのも実情。あさるのが一般ゴミだったとしても、私は100%安心することはできません。また、当該シーンで中条さんは看護服のままゴミあさりをしており、その後のシーンでIDカードを手渡していたとのことですが、現実の世界でそういうことをやるのであれば、IDカードを手渡す際の看護服が同じものでないことを願うばかりです」

   なお、ドラマ中では、IDカードは発見後に消毒されていたことが明かされていた。また、これに加え、自身の「紛失劇」についても明かしてくれた。

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