「10連休が明けた今日が令和の仕事始め、という人も多いかと思います」「みなさん、頑張っていきましょう」――NHK「おはよう日本」朝7時のニュースはこの日、東名高速道の中継とともに、こんなやりとりで始まった。ツイッターには朝から、連休明けの職場の様子を投稿する人が相次いだ。とりわけ目立ったワードは「連休ボケ」。忘れ物や仕事上のミス、中には「仕事内容を忘れてしまった」という報告も。正午前後の段階で、「今日はもうリハビリだな」、と早くもお手上げ宣言をする人も出た2019年5月7日の悲喜こもごもの状況について、つぶやき内容からまとめてみた。「サンダルのまま出かけるとこだった」「だめだ、連休ボケがすぎる」「周囲は皆んな連休ボケしていて仕事にならない」「お客さんも職場もどこか連休ボケが抜けないw」こんな嘆き節が次々と出るほど、自身や周囲の連休ボケを実感する人は多かったようだ。出社前から「サンダルのまま出かけるとこだった」と冷や汗をかいた人もいた。報告内容でやはり多いのは「忘れもの」。社員証やセキュリティカード、タイムカードをはじめ、お弁当、弁当の箸、「(業務に必要な)写真全部」といった具合だ。髭を剃ってくるのを忘れていたと、笑顔マークを添えて告白するツイートも見受けられた。他にも、「朝から誤発注してて連休ボケしてる」という笑い話では済まなさそうなミスの話や、電話の応対で自身の社名を言い間違ってしまったという報告もあがっていた。本当は遅番勤務だったのに勘違いして「早番」出社したという事例も。さらには、正午前後になってもなかなか調子が上がらず、「今日はもうリハビリだな...頭が連休ボケでまわらない」「今日は...今日は早く帰りたい...。連休ボケでもう...疲れた...」と、お手上げモードのつぶやきも相当数、見つかった。連休ボケ「ありえない」人、その悲しい理由は?もっと豪快(?)に、「仕事内容忘れまくってて(略)」という猛者もおり、「これが連休ボケか~」と笑っていたところ、連休中も働いていた同僚がいたことに気付き、これ以上の連休ボケ話は封印することにしたそうだ。そう、10連休中に仕事が入り、働いていた人も少なくない。「連休ボケなんて俺にはあり得ない。何故なら...連休なんてなかったから...」「連休中働いていたのでしんどいけど、連休ボケだけはないので今日職場で一番溌剌としてる」と連休明けのスタートダッシュを決めた人からのツイートもあった。7日も日暮れが近付いてきた16時前、TBS系ニュース「Nスタ」では、社内で疲れた様子の人が多いという話題をうけ、ホラン千秋キャスターは「長いお休みのあとですから、いつも通りに戻るのは、みなさん大変なのかもしれませんね」とコメントしていた。8日以降のツイッターからは「連休ボケ」は消えていくのか、それともしばらくは存在感をみせるのだろうか。
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