2019年 10月 24日 (木)

きゃりーぱみゅぱみゅの「挑戦」 新曲への思いを読み解くと...

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   歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさん(26)による、「路線変更ではないか」との声に対する反論が話題だ。

   オリコンニュースは2019年5月15日、きゃりーさんへのインタビューを掲載。そこでは、10日に配信が始まった最新シングル「きみがいいねくれたら」などに言及されている。8月でデビュー8周年、9年目に突入することなどに触れ、「令和は挑戦しかないと思っています」と、さらなる飛躍への思いを語っているほか、「路線変更?って言わないで」と、世の中へのメッセージも明かしている。

  • きゃりーぱみゅぱみゅさん(2019年撮影)
    きゃりーぱみゅぱみゅさん(2019年撮影)

「路線変更ではない」との強い思い

   インタビューできゃりーさんは、少しでも新しいことをすると、路線変更ではないかとする声が世の中から上がると指摘。その上で、

「ずっと派手でポップなきゃりーぱみゅぱみゅだけじゃないし、それは私にとっての挑戦だから、もう少しポジティブな目で見て欲しいのに......(笑)」

と、その心境を吐露している。確かに、きゃりーさんといえば、「PONPONPON」や「つけまつける」といった、元気がある奇抜な楽曲が多いのは事実。このため、曲のテイストを変えただけで「路線変更か?」との声が上がることには物申していきたいようだ。事実、きゃりーさんは18年10月、CINRA.NETのインタビューでも、

「落ち着いたとか大人っぽくなったって言われるのはいいんですけど、そこに縛られたくはなくて。自分が表現したいこととか、やりたいタイミングで、いろいろ表現していきたいと思っています」

と、今回と相似形をなす発言をしている。自身の変化を肯定的にとらえてほしいという思いは、近年のきゃりーさんの芸能活動において特に重要な点であると言えるのではないだろうか。

新曲のテーマは「やる気をなくしたきゃりー」

   5月10日配信開始の最新シングル「きみがいいねくれたら」のミュージックビデオ冒頭には、付けひげとかつらで「ボーボー」の状態になったきゃりーさんが登場。各音楽メディアの報道では、悩んだ末にやる気をなくしたきゃりーさんであるとの解説がなされているほか、本人もツイッターで、

「髭が生えてるきゃりーは悩んだり考えたりしすぎて長らく引きこもってなんのお手入れもしなかったら髭がボーボーに生えてきた女の末裔が裏テーマです」(原文ママ)

と、自らの苦悩を表わしたシーンであると説明している。なお、ミュージックビデオを見てみると、「いいね」が集まったことによってきゃりーさんが徐々に元気を取り戻して、「復活」していく様子が描かれている。

   ひげ面に伸ばし放題の髪という突飛な恰好からして、恐らく、きゃりーさんの世の中に対する「理解されていない」との思いは相当なものであるはず。また、ミュージックビデオ中盤には、格闘ゲームのキャラクターに扮したきゃりーさんが敵キャラクターを「ぶっ飛ばしていく」シーンもあり、フラストレーションが相当なものであることが伝わってくる。

   また、楽曲のタイトルにも、忸怩たる思いが込められているのではないだろうか。今回のシングルのタイトルは「きみがいいねくれたら」という、どこか他力本願的とすら言える雰囲気が漂うが、その前作シングルは「きみのみかた」。こちらのタイトルからは、きゃりーさんの方からファンに寄り添う意志が感じられる。前作発表後に大きく失望し、今作ではひげだらけの姿になってしまった......という見立ても成り立ちそうだ。

肝心のツイッターを見てみると...

   きゃりーさんの「主戦場」とも言えるツイッターだが、以前はツイートすれば毎回のように1万件を超える「いいね」がついていたが、今年に入ってからは、必ずしもそのようにはならないことも。若干ではあるが、活気が一段落したかのように見えることもあった。

   しかし、新曲配信の翌日11日からは再び1万件超えのツイートを連発しており、その勢いは以前のような力強さを取り戻している。「きみがいいねくれたら」を発表したことによって、世の中の人々が再びきゃりーさんを理解し始めたのだとしたら、次作は以前のように、きゃりーさんからファンに歩み寄るテイストの作品になるのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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