2019年 10月 23日 (水)

太田光、「一人で死ぬべき」への持論が「すごく響く」 自らも「このまま死んでもいいんだっていうくらい...」

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   川崎市多摩区で起きた殺傷事件に関して、2019年6月2日放送の情報バラエティ番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)では爆笑問題・太田光さん(54)が自身の過去の経験を踏まえて意見を述べ、ツイッターで注目を集めている。

   20人の死傷者を出し、岩崎隆一容疑者(51)自身も自殺したこの事件。事件直後から岩崎容疑者には「死にたいなら一人で死ぬべき」という声が上がる一方、NPO法人ほっとプラス代表理事・藤田孝典氏の「川崎殺傷事件 『死にたいなら一人で死ぬべき』という非難は控えてほしい」という記事がYahoo!ニュースに掲載されるなど、賛否を巻き起こしている。

  • 爆笑問題・太田光さん
    爆笑問題・太田光さん

「自分がそうなら人の命も大切には思えないよね」

   ネット上の賛否両論を受け、スタジオでは岩崎容疑者だけでなく、同じような境遇の人も視野に入れた議論を展開。出演者たちがそれぞれの見解を示していた。

   出演者の見解を聞き終わった太田さんは、「犯人の場合は自分の命も重く見てない、自分が思ってるような自分じゃなかったと思うんだよね」「俺って生きててもしょうがないなと、だけど最後に一つ大きなことをする」と、岩崎容疑者の心境を推測。病気でもないこのような状況は誰にでも起こりうることだとし、高校時代の自身の経験を重ね合わせた。

「俺なんか同じ50代ですけど、高校生ぐらいの時に何にも感動できなくなった時があったんですよ。モノ食べても味もしない。そういう時ってこのまま死んでもいいんだっていうくらいいくんだけど、そうなったら人の命も。自分がそうなら人の命も大切には思えないよね」

   その後、ピカソの絵見た太田さんは「表現ってこんなに自由でいいんだ」と立ち直るきっかけを得たという。

「そこからいろんなものが好きになる。好きになるってことはそれに気づけた自分が好きになるってことで。人でも文学でも映画でもなんでもいいんだけど、そういうことに心を動かされた自分って捨てたもんじゃないなって思うと、ほかの生きてる生物や人間たちの命も、やっぱり捨てたもんじゃないなと思える」

「一人で死ねとかいうだけのコメンテーターとは違う」

   太田さんの経験談に対し、ツイッターでは、

「辛い思いをしたことがある人の言葉はすごく響く」
「川崎事件の犯人や同じような境遇にいる人に対しての視点が人間味溢れててぐっと胸に刺さった」
「川崎の事件、犯人をただ糾弾するんじゃなくて自分の体験談を話して、自分も一歩間違えたらそうなりかねなかったかもしれない、そんな人はすぐ隣にいるかもって、一人で死ねとか言うだけのコメンテーターとは違う」
「私も、自分の命も他人の命もどうでもいいと思っていた頃...としくんに救われたんだ。今苦しんでいる人たちが、そういったモノに出逢えるといいな...」

   と心を動かされた人が複数見られた。

   このテーマに対し、筑波大准教授で実業家の落合陽一さん(31)は「1人で死ぬか、みんなを巻き込むかで対立させるのがおかしい」と発言。テレビプロデューサーのデーブ・スペクターさんは、日本は精神科や心理カウンセラーに通っていることを周囲に言えない環境であると指摘し、「恥ずかしいとか隠すってことがある限りはヘルプは無理です」と言及した。

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