2019年 9月 17日 (火)

ラグビーのポジションは「1/8」で考えると分かりやすい! 元日本代表監督の日比野弘氏が語る

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   「ラグビーW杯2019日本大会」開幕(2019年9月20日)まで、3カ月を切った。しかし、一般の方々からは「ポジションがよく分からない」「ルールが分かりにくい」という話をよく耳にする。

   そこで、J-CASTニュースでは、より多くの方々にラグビーを楽しんでもらいたい...という思いから、元日本代表監督で早大名誉教授だった日比野弘先生に解説を依頼。まずは「ポジション」から考えていこう。

  • 「ラグビーのポジションは『1/8』からなっている」と話す日比野先生(C)フォートキシモト
    「ラグビーのポジションは『1/8』からなっている」と話す日比野先生(C)フォートキシモト

15人制ラグビーのチーム編成

   ポジション解説の前に、まず、日比野先生について「解説」しよう。1934年(昭和9年)、東京都出身。地元だった都立大泉高を経て早稲田大に入学。ラグビー部では1年からWTB(ウイング・スリークオーター・バックス)として活躍。後に日本代表、早大監督、日本代表監督、早大名誉教授、日本ラグビーフットボール協会理事...。ラグビーに30年以上、携わってきた筆者も、先生を超える「ラグビー知識人」は日本にはいない...と思っている。

   学生時代から常々、疑問に思っていたのだが、そもそも「スリークオーター(3/4)バックス」て何なのか? 先生にラグビーを教わってきた筆者が「目からうろこが落ちた」のは、

「ラグビーのポジションは『1/8』からなっている」

というものだった。

   まず、15人制ラグビーのチーム編成は、FW(フォワード)8人、BK(バックス)7人からなる。

15人制ラグビーの基本的な陣形
15人制ラグビーの基本的な陣形

   先生によると、FWについては、

・1番、2番、3番...フロントロー(第1列)=1/8
・4番、5番...セカンドロー(第2列)=2/8
・6番、7番、8番...バックロー(第3列)=3/8

   ふんふん、なるほど。ここまでは理解できる。

   続いてBKだが、

・9番、10番...HB(ハーフバックス)=4/8=1/2

   ところが先生が語るには、

「実はニュージーランドなどでは、10番(スタンドオフ)を『ファイブエイス』(=5/8、という意味)と呼ぶんだよ」

   ほぉ~。つまり9番の「スクラムハーフ」が4/8=1/2でハーフ、そこから離れて立つ10番の「スタンドオフ」が5/8となっているという。

   となれば、

・11番、12番、13番、14番...(TB)スリークオーターバックス=6/8=3/4

   納得! 面白い話である。

「セブンエイス(7/8)」って、あるの?

   と、ここまでは順調に来たが、「セブンエイス(7/8)」というポジションは...というと、実はあるのだ。現在では、ほとんど聞かないが、筆者も高校時代に聞いたことがある。

「第3列の8番(ナンバーエイト)をスクラムから外して、TBの後ろに持ってくる。それが『セブンエイス』」

   そして最後が

・15番...FB(フルバック)=8/8

   ポジションだけでも、ラグビーって、面白い!

(J-CASTニュース編集部 山田大介)

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