2021年 3月 3日 (水)

「キリン一番搾り」なぜ絶好調 「お客様第一主義」を貫いて見えた「今求められる価値」とは

「10年後も選ばれるブランドを育てる」

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   一番搾りはこの「おいしさ」を徹底重視した。17年のリニューアルでは、麦本来の旨みが感じられる調和のとれた雑味のない味わいをめざし、19年のリニューアルでは麦の旨みをさらに追及した。立て続けの刷新で飲みやすく、飲み飽きないビールを突き詰め、発売後の調査では98.3%から「おいしい」との評価を得た(※注1)。

   これが、上記の売上増として今まさに結実している。ビールの主な消費者層である40~50代の間口拡大だけでなく、20代の5月の購入者伸び率は前年比140%超え。若年層の支持も得ているのは、新規ファンの獲得にも成功していることの表れと言える。「おいしさ」が支持されていることを受け、ビールの需要があがる7月は前年比13%の増産を予定している。

   「10年後も選ばれるブランドを育てる」。布施社長が掲げるこの方針を最も象徴するのは、生まれ変わった一番搾りだろう。「一番搾りを日本のビールの本流にし、ビールブランドのナンバー1を目指す」という目標を達成するのは、そう遠くないかもしれない。


※注1:2019年6月キリンビール調べ。インターネット調査による。(n数=1639)


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