2024年 4月 21日 (日)

巨人を支える「残留アピール組」 大竹、沢村、ゲレーロ...上昇気流の原動力に

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バントもOK、ゲレーロは問題児から優等生に変貌

   2人のベテラン投手に加え、野手陣では2年契約の最終年となるアレックス・ゲレーロ外野手(32)が息を吹き返している。12日の広島戦では3回に貴重な2ランを放ち、17日の阪神戦では来日初のバントを決めてチームに貢献。7回にはタイムリー2塁打を放ちチームを勝利に導いた。昨シーズンは首脳陣との意思の疎通がうまく取れず「問題児」扱いされてきたが、17日の試合後には「チームが勝つために、いいバントが決められて良かった」と優等生ぶりを見せている。

   来シーズンの「残留」へ向けて、猛アピールが続く選手がいる一方で、今シーズン、結果を残せていない選手も。クリスチャン・ビヤヌエバ内野手(28)は1軍での再三のチャンスを生かせず8月12日に2軍降格。ファーム暮らしが続く中島宏之内野手(37)もまた1軍昇格のきっかけをつかめずにいる。投手陣ではいまだ実践マウンドのない岩隈久志投手(38)の今後も気になるところだ。

   チームは一時の不振を脱し、上昇気流に乗りつつある。大竹、沢村、ゲレーロら崖っぷちの選手らが、勢いの源になっている。残留へ向けた「アピール組」と「ファーム組」の明暗がここにきてはっきり分かれている。今シーズン、残すところ33試合。優勝争いとは別に、生き残りをかけたもうひとつの熱い戦いが繰り広げられている。

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