合従連衡はどう展開してもおかしくない
今後の動きはどうなるのか。実は、マツキヨとスギが2018年末まで統合交渉をしていた。結局、経営の主導権を巡り折り合えなかったとされるが、合従連衡はどう展開してもおかしくないというのが業界の常識だ。
そこで注目されるのが大手スーパーのイオンだ。業界2位のウエルシアHDを子会社に持ち、1位のツルハHDにも13%出資する。スギはイオンとも因縁があり、2000年に資本・業務提携したが、06年に解消した。そのしこりが尾を引いているのかも含め、今後の業界再編がどう展開するのか、目が離せない。