2024年 4月 20日 (土)

AbemaTVとの「食い合い」リスクは? KDDIと組んだテレ朝「動画新会社」計画を読む

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

Abemaにも有料課金プランがある

   先行するAbemaTVでも、KDDIとの取り組み同様、地上波番組との連動を実施している。こちらは16年4月に開局して、19年6月時点で4200万ダウンロードを記録。会見中継に強く、今年は山里亮太さんと蒼井優さんの結婚や、宮迫博之さんと田村亮さんの「闇営業釈明」をノーカットで伝えて、視聴者数の増加につなげた。

   AbemaTVは、テレビ放送のように各チャンネルに分かれ、それぞれに編成された番組を流すサービスだ。コンテンツがあらかじめ用意されている「ビデオパス」とは、十分すみ分けできるだろう。見逃し配信を楽しめる月額960円の「Abemaプレミアム」(19年6月時点で約45万会員)の動向も気になるが、Abemaオリジナルコンテンツがビデオパスでも流れるようにならない限り、その影響は軽微になるかと思われる。

   では、KDDIの方はどうか。KDDIは18年5月、Netflix(ネットフリックス)と業務提携し、auとNetflixの使用料をセットにしたプラン「Netflixパック」を提供している。ただ、今のところは料金面でのつながりはあるが、コンテンツの共同制作には至っていない。テレ朝よりは動きやすい身体と言えるだろう。

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