2020年 10月 21日 (水)

フルフラットシートにコンセント LCC「ZIPAIR」が実機お披露目

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   日本航空(JAL)が出資している中長距離格安航空会社(LCC)の「ZIPAIR(ジップエア)」が2019年12月18日、20年就航予定の飛行機を成田空港でお披露目した。

   JALで使用されていたボーイング787-8型機2機を改修して導入予定で、そのうち1機の改装が完了した。JAL時代よりも座席数は1.5倍に増えたが、前の座席との間隔(シートピッチ)は他の多くのLCCよりも広く、全席にコンセントも備えた。上級クラスでは、LCCとしては珍しいフルフラットシートだ。

  • ZIPAIRは「ジップフルフラット(ZIP Full-Flat)」(18席)と普通席にあたる「スタンダード(Standard)」(272席)の2クラスを導入する。
    ZIPAIRは「ジップフルフラット(ZIP Full-Flat)」(18席)と普通席にあたる「スタンダード(Standard)」(272席)の2クラスを導入する。
  • 日本航空(JAL)で運航されていたボーイング787-8型機を改装した。垂直尾翼にシンボルマークの「Z」を入れた。機体側面にはグリーンのラインを入れて、ブランドの語源のひとつでもある、矢が素早く飛ぶ様子(ZIP)を表した。
    日本航空(JAL)で運航されていたボーイング787-8型機を改装した。垂直尾翼にシンボルマークの「Z」を入れた。機体側面にはグリーンのラインを入れて、ブランドの語源のひとつでもある、矢が素早く飛ぶ様子(ZIP)を表した。
  • ZIPAIRは「ジップフルフラット(ZIP Full-Flat)」(18席)と普通席にあたる「スタンダード(Standard)」(272席)の2クラスを導入する。
  • 日本航空(JAL)で運航されていたボーイング787-8型機を改装した。垂直尾翼にシンボルマークの「Z」を入れた。機体側面にはグリーンのラインを入れて、ブランドの語源のひとつでもある、矢が素早く飛ぶ様子(ZIP)を表した。

ギャレーを減らし、列増やして座席数を1.5倍に

   ビジネスクラスにあたる「ジップフルフラット(ZIP Full-Flat)」(18席)と普通席にあたる「スタンダード(Standard)」(272席)の2クラス、計290席を備えた。JAL時代は186席(ビジネスクラス30席、エコノミークラス156席)だったが、ギャレー(厨房)の数を減らしたり、2-4-2だった普通席の配置を3-3-3に変えたりして、座席数を増やした。

   コンセプトは「長時間のフライトでも安全、快適な機内空間」。「ジップフルフラット」はその名のとおり、座席が180度倒れるのが特徴。座席カバーには本革を使って高級感を演出した。「スタンダード」も座席は黒が基調。前の座席との間隔(シートピッチ)は約79センチで、座席の幅は約43センチある。JALの国内線のエコノミークラスの最新型座席はシートピッチ約84~86センチ、座席幅が約47センチだが、多くのLCCの座席のシートピッチは約74センチ、幅が43センチ。JAL時代よりも若干狭いが、一般的なLCCよりは余裕がある配置になっている。個人用モニターはつかないが、通常のテーブルの上に「タブレットホルダー」と呼ばれる小さなテーブルが出るようになっており、持ち込んだスマートフォンやタブレット端末を置けるようになっている。

   モニターがなくなったことで飛行機の重さはJAL時代よりも0.5トン軽くなり、その分燃費の向上が期待できるとしている。

   運賃やサービスの詳細は20年春に発表予定。ただ、運航会社「ZIPAIR Tokyo(ジップエア トーキョー)」の西田真吾社長によると、「ジップフルフラット」は1席あたりの専有面積が「スタンダード」の3倍程度あるとして、「それに見合うような運賃をいただければ」としている。

   外装では、垂直尾翼にシンボルマークの「Z」を入れた。機体側面にはグリーンのラインを入れて、ブランドの語源のひとつでもある、矢が素早く飛ぶ様子(ZIP)を表した。

   ZIPAIRは20年5月14日に成田-バンコク(スワンナプーム)で運航を開始。7月1日には成田-ソウル(仁川)路線も開設予定だ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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