現在、悪性リンパ腫で闘病中の笠井信輔アナウンサーが、抗がん剤治療のために結婚以来はじめて結婚指輪を外したことを明かした。笠井アナは2019年12月18日に悪性リンパ腫に罹患していることを発表。ブログなどを通じて治療の様子などを明かしている。「結婚指輪をはずすことを拒否してきました」笠井アナは2020年1月15日にブログを更新し、2回目の抗がん剤治療の2日目を迎えたことを報告。「2日目になって一気に体が重くなってきました。1回目と同じ同じ症状です」と、ベッドの上でぼんやりしている自身の写真を披露した。また、笠井アナは「今日1番のトピック」として、「結婚指輪を外した」と、アクセサリーが何もついていない手のひらの写真を披露。結婚指輪には並々ならぬ思いがあったようで、「この29年間、はずしたことがありませんでした」「ある種の決断が必要でした。それは、仕方のないことでした」とつづりつつ、1回目の抗がん剤治療でも手がむくんでしまい、結婚指輪で薬指がうっ血する寸前だったことを告白。看護師に相談すると「はずせませんか?」と言われたものの、「しかしこれまで、いかなる治療でも、CTでも、MRIでも私は結婚指輪をはずすことを拒否してきました」と治療中も常に指輪をつけていたという。しかし、その理由については、「いや、それじゃちょっとカッコよすぎるか。太ってしまって、はずせなくなったのです(笑)」とお茶目に明かしていた。しかし、それ以上むくみが進むとリングカットになってしまうために、むくみを取る治療をして指輪を外したとのこと。とはいえ、今回はすんなり指輪が外れ、「痩せましたもん!(←今の状況では自慢にならない)」「なんであれ、これでひと安心です」と嬉しそうにつづりつつ、指輪をなくさないようにテープで腕時計につけておいたとのこと。笠井アナは新婚当時に指輪をなくしたトラブルを振り返りつつ、「『はずしてはいけない、はずしたらなくす』そう思ってきた29年間でした」「なんかちょっと違和感があります(笑)。指が軽いというか...」と29年間の相棒がなくなってしまった心境を吐露していた。
記事に戻る