2020年 2月 21日 (金)

「4回転アクセル」四大陸選手権で跳ぶ? 中国ボーヤン・ジンのフリー予定構成に衝撃広がる

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   フィギュアスケートの四大陸選手権が開幕するのを前に、インターネット上で驚きが広がった。国際スケート連盟(ISU)が発表した出場選手の予定構成表に、中国の金博洋(ボーヤン・ジン、22)がフリースケーティング(FS)で「4回転アクセル」を跳ぶことが書かれていたためだ。

   フィギュア史上、4回転アクセルを公式戦で成功させた選手はいない。五輪2連覇の羽生結弦(25)も練習は積んでいるものの、試合に組み込んだことはない。ツイッターでは「ボーヤン4A跳べるんですか?」「跳んだらびっくりするわ」といった声が広がった。

  • ボーヤン・ジン(写真は、作者:LadyCiaoCiao、出典:Wikimedia Commons)
    ボーヤン・ジン(写真は、作者:LadyCiaoCiao、出典:Wikimedia Commons)
  • ISU公式サイトで発表されたボーヤンの予定構成
    ISU公式サイトで発表されたボーヤンの予定構成
  • ISU公式サイトで発表されたボーヤンの予定構成。FSの3つ目の要素に「4A+1Eu+3S」とある
    ISU公式サイトで発表されたボーヤンの予定構成。FSの3つ目の要素に「4A+1Eu+3S」とある

「4A+1Eu+3S」の表記

   四大陸選手権はアフリカ、アジア、アメリカ、オセアニアの4つの大陸(ヨーロッパは含まない)の選手が出場資格を持ち、1999年から毎シーズン開催されているISU主催の大会。2020年は、男子は羽生、鍵山優真(16)、友野一希(21)、女子は紀平梨花(17)、坂本花織(19)、樋口新葉(19)らトップ選手が出場する。

   2月4日には出場選手のショートプログラム(SP)、FSそれぞれの予定演技構成が発表。注目が集まったのは18年の覇者で19年2位のボーヤンだった。FSの演技構成で、「4A+1Eu+3S」と4回転アクセルを含むコンビネーションジャンプが組み込まれていたのだ。

   フィギュアのジャンプは高得点順にアクセル(A)、ルッツ(Lz)、フリップ(F)、ループ(Lo)、サルコウ(S)、トウループ(T)の6種類があり、コンビネーションではオイラー(Eu、ハーフループとも)というつなぎのジャンプを挟む場合もある。

   ツイッター上では「ボーヤンの4Aこれは間違いよね?」「記載ミスよな?」「4A+1Eu+3Sに目を疑う。3Aの誤植だろうけど」と単なる表記ミスを指摘する声もある。そもそも単発ジャンプでなく、難度が上がる連続ジャンプに4回転アクセルを組み込んでいることも、誤植が疑われる一因となっている。その可能性は否定できないが、一方で予定構成表には、先述した略記に加えて「Quad Axel + Single Euler + Triple Salchow」とクワド(4回転)アクセルの文字が明記されている。

「ボーヤンなら跳べそうな気がする」?

   「4回転時代」と言われて久しく、世界トップクラスの男子選手は複数種類の4回転ジャンプを跳ぶのが当たり前になり、女子でも導入する選手が増えている。だが、4回転アクセルを公式戦で成功させた選手はいない。

   14年ソチ五輪、18年平昌五輪で優勝した羽生は2連覇の後、さらなる目標として4回転アクセルの成功を公言。19年12月のGPファイナルでは公式練習中に4回転アクセルに挑む姿を見せ、会場をどよめかせたが、まだ試合に組み込んではいない。米国のネイサン・チェン(20)も、4種類の4回転で世界を席巻し、同GPファイナルでSP、FS合計335.30点という世界最高得点を記録して優勝したが、やはり4回転アクセルは試合で使用していない。

   高いジャンプ力を武器に、14歳で4回転トウループを習得、17歳で4回転ルッツを成功させてきたボーヤン。フィギュアの予定構成は本番で変わる可能性があるが、もし四大陸選手権のFSで挑戦し、成功させれば公式戦史上初となる。ただ、直近の世界大会である先のGPファイナルでは、FS の4回転ルッツ、4回転サルコウをいずれも転倒するなど、調整の具合は不透明だ。

   ツイッター上では、

「ボーヤンの4A+1Eu+3Sが気になっている。さすがに間違いよね!? とは思いつつ...」
「あー、ボーヤン4A成功一番乗りして!」
「えっ?ボーヤン4A跳ぶの?ボーヤンなら跳べそうな気がする」
「3Aの間違いなんだろうけど初の4Aを3連で入れてきたらビビるな」

など真否を疑いながらも期待する声が続々。国外のユーザーの間でも「4A...ボーヤン、私達は信じてる」「タイプミスじゃないのか? もし4Aをやるなら、コンビネーションにはしないだろう」(いずれも原文英語)といった声があがり、開幕前に大きな関心を集めているようだ。

   四大陸選手権(韓国・ソウル)の男子SPは2月7日、同FSは9日に開催される。

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