マイク・タイソン氏「フューリーはまるでロッキー」 ワイルダー撃破に期待する理由
2020.02.17 13:23
0
「彼は俺にちなんだ名前を付けているから応援している」
同記事では、タイソン氏がフューリーをひいきにしている理由に言及。フューリーの父がタイソン氏にちなんで息子にタイソン・フューリーと名付けたことを理由に挙げ「彼は俺にちなんだ名前を付けているから応援している。それは自然なことだよな」と話している。
また、初戦で2度のダウンを喫しながらもドローに持ち込んだことに触れ、「(ダウンした12回は)試合が終わったと思ったが立ち上がった。彼がタフであることを周囲に示した。まるでロッキーみたいだったよ。素晴らしかったし、あれでファンになったよ」と感想を語った。
一方で、ワイルダーがタイソン氏に対して挑発的な言動を見せたことに関しては「大人の対応」を見せた。ワイルダーは自身の最強ぶりをアピールするため、タイソン氏を引き合いに出し、「俺が1986年のタイソンと対戦すれば、タイソンを地獄に蹴り飛ばすぜ。俺は本気で言っている。俺はどの時代でもナンバーワンだ」と豪語した。
これに対してタイソン氏は「俺はワイルダーのことが好きだ。(俺と)試合をしたとしたらどうなるかは分からない。ただ彼がそのような話をしてくれていることはうれしい。もし俺が彼ならそう思うから。彼は世界チャンピオンなのだから、そう思うのは当然。スペシャルな存在なのだから」と語った。