2020年 8月 13日 (木)

村上世彰氏系ファンドVSレオパレス 株主総会は乗り切るも火種はまだ...

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   賃貸アパート大手のレオパレス21の臨時株主総会が2020年2月27日、東京都渋谷区で開かれ、旧「村上ファンド」の流れをくむ投資ファンド「レノ」が株主提案を行った。

   レノは、ニッポン放送株を巡るインサイダー取引で2006年に逮捕され、2011年に執行猶予付きの有罪判決が確定した元通産官僚の村上世彰氏が今も関わるファンドだ。株主提案は否決されたが、かつての村上ファンドを想起させる「問題企業VSもの言う株主」の対立が、しばらく続きそうだ。

  • レオパレスには厳しい局面が続きそう(イメージ)
    レオパレスには厳しい局面が続きそう(イメージ)
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村上氏「側近」を取締役に...否決

   レノには旧村上ファンドの関係者が在籍する。レノはレオパレスの施工不良問題が発覚し、株価が大幅に下落した2019年3月以降、同社株を買い進めた。その結果、同じく村上系の共同保有者と合わせ、レオパレスの発行済株式総数の16.77%(2月17日現在)を握る第2位の大株主となった。筆頭株主は、村上氏とは関係のない投資会社「アルデシアインベストメント」で、17.12%(同)を保有している。

   今回、レノが臨時株主総会の開催を求め、村上氏の側近とされる大村将裕氏を取締役に選任するよう株主提案したが、賛成したのは議決権を有する株主の44%にとどまり、否決された。大村氏は清水建設と住友信託銀行などを経て、レノに入社している。レオパレス側は「施工不備問題を速やかに解決する具体策すら示していない」などと、選任に反対していた。

   レノはレオパレスの施工不良物件の改修工事が当初計画通りに進まず、業績予想の下方修正が続いていることから、「現経営陣は施工不備問題を解決する能力が欠けている」と批判し、大村氏の選任を求めていた。

   レノは当初、レオパレスの10人の取締役全員の解任を求める株主提案を行う予定だったが、一般株主やアパートのオーナーから「経営の混乱が長期化し、かえって改修工事が進まなくなる」などの批判が出たことから、方向転換した。レノは臨時株主総会で「(全取締役の解任を求めた)根本的な考え方は変わっていないが、10人解任というのは、あまりにも過激すぎた」と、撤回の理由を述べた。

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