2024年 4月 24日 (水)

メイウェザーJrの叔父ロジャー・メイウェザー氏が死去、58歳

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    ボクシングのメイウェザー・プロモーションズは2020年3月17日、公式サイトで元世界2階級制覇のロジャー・メイウェザー氏が死去したことを報告した。58歳だった。ロジャー・メイウェザー氏は、元世界5階級制覇フロイド・メイウェザーJr(米国)の叔父にあたり、現役引退後はメイウェザーJrのトレーナーを長く務めた。ロジャー・メイウェザー氏は近年、糖尿病で苦しんでいたという。

    ロジャー・メイウェザー氏は、兄、弟ともにプロボクサーというボクシング一家に育った。兄のフロイド・メイウェザー・シニアはメイウェザーJrの父である。ロジャー・メイウェザー氏は1981年にプロデビューし、83年にWBA世界スーパーフェザー級王座を獲得。以後、このタイトルを2度防衛している。

   王座陥落後は階級を2階級上げ、1987年にWBC世界スーパーライト級王座を獲得して世界2階級制覇に成功。この王座は4度防衛している。ロジャー・メイウェザー氏は、フリオ・セサール・チャベス(メキシコ)、パーネル・ウィテカー(米国)など世界の強豪との対戦が多く、プロボクサーとしての評価は高かった。プロ戦績は59勝(35KO)13敗。

  • メイウェザー・プロモーションズ公式サイトより
    メイウェザー・プロモーションズ公式サイトより
  • メイウェザー・プロモーションズ公式サイトより

「私たち全員にとって大きな損失です」

    ロジャー・メイウェザー氏は1999年に現役を引退すると、甥であるメイウェザーJrのトレーナーを務めるようになる。トレーナーとしてメイウェザーJrのプロキャリアを支えてきたが、2013年に入って健康状態が悪化したことでトレーナー業を廃業した。

    メイウェザーJrは叔父の死去にあたり、メイウェザー・プロモーションズの公式サイト上で声明を発表。

    「私の叔父は、リングの内外での私の人生で最も重要な人間のひとりでした。ロジャーは偉大なチャンピオンであり、ボクシングの最高のトレーナーのひとりでした。残念なことに、彼の健康状態はここ数年間よくなく、ついに安らかに眠ることになりました。ロジャーは私にとって世界を意味しました、私の父フロイド・シニア、私の叔父ジェフ、私たちの家族全員、メイウェザー・ボクシング・ジムの周りのみんな、そしてボクシングのみんな。それは私たち全員にとって大きな損失です」

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