2024年 4月 26日 (金)

「宣言」解除後も芸能人の会合・旅行には厳しい目? 「自粛破り」報道相次ぎ批判の嵐

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第2波、第3波への警戒で...

   これら、ネット上の意見については、基本的には理性的なものが多いが、中には「不快なのでもうテレビ出るな」と、怒りをぶつけるような声もある。「自粛破り」への怒りは出てきて当然ではあるが、その一方で、怒りがエスカレートすると危険な側面も出てきそうだ。そう考えると、芸能人は今後、仮に緊急事態宣言が全国で解除されても窮屈な生活が続くことも考えられる。

   というのは、まだ緊急事態宣言が発令される前の4月3日に発売されたフライデー(4月17日号)では、3月上旬の話として、お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さん(37)が東京・目黒の飲食店で、自身が主催する「春菜会」を開いていたことが報じられた際には、わずかながら「所詮、芸能人なんかこんなもんだよ」といった、全ての芸能人を十把一絡げにした少々行き過ぎた非難の声が上がったのだ。3月上旬と言えば、週末の外出の自粛は要請され始めてはいたものの、まだ4月に入って緊急事態宣言が発令される前であり、それを考えると、近藤さんに対して出た批判は今から振り返ると、やや強すぎなものがあった感は否めない。

   そう考えると、仮に新型コロナウイルスの流行がいったんは終わったとしても、第2波、第3波の流行が警戒されるようになった場合、その都度、芸能人に対する視線がコロナ以前に比べて厳しいものになる可能性もある。今後、芸能人はこれまで以上に襟を正していくことが求められていくのかもしれない。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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