2020年 10月 21日 (水)

「数十年に一度」の大雨特別警報、実は毎年出ていた 専門家「一般の人々の感覚では違和感」

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今後も「異常気象」続く?専門家に聞いた

   背景に何があるのか。気象庁が公表した「気候変動監視レポート2018」では、豪雨災害に関し、それまで明らかでなかった地球温暖化との因果関係に初めて言及している。

「極端な気象・気候現象の長期的な増加傾向には、地球温暖化の影響があると考えられ、(中略)昨年(2018年)夏の顕著な高温及び豪雨の背景に地球温暖化の影響があったという見解を公表しました」

   気象学が専門の名古屋大学宇宙地球環境研究所の坪木和久教授も、同様の見解を示す。

「地球温暖化による平均気温の長期的な上昇とともに大気中に含まれる水蒸気が増加する傾向にあり、それが一つの要因となって近年の豪雨や、台風に伴う強雨となっている可能性があります」
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   この夏や秋、そして来年以降も、私たちは「数十年に一度」の豪雨を覚悟しなければならないのだろうか。坪木教授はこう話す。

「今後も日本では異常気象が続くでしょう。私たちは最新の知見に基づいて今後の対策を考えていくべきだし、人々は自分の命を自分で守り、災害が予測される時は適切に避難することが必要です」

   その上で、大雨特別警報の「数十年に一度」の表現についてはこう指摘した。

「科学的、統計的には間違っていませんが、一般の人々の目線では違和感を持たれるでしょう。もう少し一般の人の感覚に配慮した適切な表現にしていく努力が必要です」
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