菅内閣の閣僚、ツイッター利用率は SNS発信力を比較...「河野一強」に迫るのは?

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インスタ、YouTubeの様相は?

   ツイッターでは河野行革相が圧倒的だったが、ツールを変えると様相が変わる。菅首相のアカウントのフォロワー数が約7万7000人で、河野氏の約2万5000人を大きく上回る。インスタグラムは菅氏・河野氏・平井氏(2733フォロワー)と井上信治万博担当相(621フォロワー)が確認できるが、4人とも政治活動の報告が中心で、菅氏が開設直後に見せた「パンケーキ」のような「映える」投稿は今一つ弱いように見える。

   一方、閣僚の開設率が最も高かったのがフェイスブックで、21人中19人が使用。確認できないのは武田良太総務相、麻生太郎副総理兼財務相であった。こちらは、31万を超えるフォロワーを擁する小泉進次郎環境相が目立つ。

   最後にYouTubeチャンネルを見てみると、開設している閣僚は14人(菅首相、加藤官房長官、河野行革相、岸防衛相、平井デジタル相、上川法相、梶山経産相、平沢復興相、赤羽国交相、井上万博相、小泉環境相、萩生田文科相、西村経済再生相、坂本一億相)である。ここでも河野行革相の登録者数が圧倒的で、約14万4000人が登録している。ほかの閣僚は演説風景をアップするなど消極的な利用に留まる傾向が強く、更新も止まっているものも多い。菅氏ですら登録者数は128、小泉氏が2200人登録で河野氏に次ぐ2位にとどまった。岸氏にいたっては登録者数わずか18である。ここでも「河野一強」の構図があるようだ。

   これら4つの主要SNSをすべて利用しているのは菅氏、河野氏、平井氏の3人。逆に一切利用が確認できなかったのは、麻生氏、武田氏の2人だった。

(追記)記事の一部を修正いたしました。

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