2024年 4月 25日 (木)

HKT48、専用劇場「復活」と変わる福岡の景色 10年目へ向け「たくさんの人を笑顔に」

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   福岡市を拠点に活動するHKT48にとって4年半ぶりとなる専用劇場が2020年11月2日に開業し、こけら落とし公演のリハーサル(ゲネプロ)が関係者に公開された。

   かつて専用劇場があった場所の近くでの劇場復活とあって、メンバーからは「おうちに帰ってきて『ただいま!』という気持ち」という声もあがった。公演では、デビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」(13年発売)から最新曲の「3−2」(さんひくに=20年発売)まで、歴代シングル全13曲をフルコーラスで披露。発足からの9年間の歩みを振り返った。

  • 新劇場のこけら落とし公演では、歴代シングル曲13曲をフルコーラスで披露した。写真は20年4月発売の「3−2」(さんひくに)
    新劇場のこけら落とし公演では、歴代シングル曲13曲をフルコーラスで披露した。写真は20年4月発売の「3−2」(さんひくに)
  • 1曲目はデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」(13年発売)。発売時にセンターだった田島芽瑠さんが新劇場で最初にセンターに立った
    1曲目はデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」(13年発売)。発売時にセンターだった田島芽瑠さんが新劇場で最初にセンターに立った
  • 「12秒」(2015年発売)
    「12秒」(2015年発売)
  • 「しぇからしか!」(2015年発売)は豊永阿紀さんがセンターを務めた
    「しぇからしか!」(2015年発売)は豊永阿紀さんがセンターを務めた
  • 「早送りカレンダー」(2018年発売)
    「早送りカレンダー」(2018年発売)
  • 「早送りカレンダー」(2018年発売)
    「早送りカレンダー」(2018年発売)
  • 「意志」(2019年発売)
    「意志」(2019年発売)
  • 新劇場のこけら落とし公演では、歴代シングル曲13曲をフルコーラスで披露した。写真は20年4月発売の「3−2」(さんひくに)
  • 1曲目はデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」(13年発売)。発売時にセンターだった田島芽瑠さんが新劇場で最初にセンターに立った
  • 「12秒」(2015年発売)
  • 「しぇからしか!」(2015年発売)は豊永阿紀さんがセンターを務めた
  • 「早送りカレンダー」(2018年発売)
  • 「早送りカレンダー」(2018年発売)
  • 「意志」(2019年発売)

1曲目はデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」

   HKT48にとって専用劇場は2代目。初代劇場はグループが発足した11年11月、福岡ソフトバンクホークスの本拠地、ペイペイドーム(中央区)に隣接していた商業施設「ホークスタウンモール」に開設されたが、同施設の再開発で16年3月に閉鎖。16年4月から西鉄ホール(中央区)など市内3か所の貸しホールを拠点に活動してきた。2代目劇場の開設は18年11月の7周年記念特別公演で発表され、当時発表された開設の時期は「2020年春」だった。それがコロナ禍の影響でずれ込んでいた。

   新劇場は、ペイペイドーム隣のエンターテインメントビル「BOSS E・ZO FUKUOKA」(ボス イーゾ フクオカ)の1階に入居。20年7月に西日本シティ銀行がビルを管理するホークス側と命名権(ネーミングライツ)契約を結び、劇場名は「西日本シティ銀行 HKT48劇場」になることが決定。その後も証明や音響の工事が進み、開業にこぎ着けた。

   「BOSS E・ZO FUKUOKA」自体は7月に開業しており、HKT48劇場の開業で、ビルとしても全面開業した。

   こけら落とし公演の1曲目は、デビューシングルの「スキ!スキ!スキップ!」。発売時にセンターだった2期生の田島芽瑠(たしま・める)さん(20)が、当時の衣装を着て新劇場で最初のセンターに立った。田島さんは、デビュー当時を思い出して

「衣装がなつかしくて...!8年ぶりぐらいに着た衣装もあるんですよ。12歳ですよ?私、このとき」

と感慨深げだった。

歌詞も「ホークスタウン」→「西鉄ホール」→「BOSS E・ZO」

   ベテランメンバーと若手メンバーでは、新劇場への受け止め方も違う。その理由を田島さんが解説した。

「私たち(1~3期生)は、おうちに帰ってきて『ただいま!』という気持ちだけど、最近ファンになってくださった方や、5期生や最近入った子は、専用劇場に立ったことがないメンバーが多いので、『専用劇場って、こんな感じなんですね~』みたいな、社会科見学みたいな子どもたちがいっぱいいて...。専用劇場っていいなー、って思いますよね~。帰る家があるというのが、すごく安心感があるし、うれしい」

   公演では、シングル曲13曲以外に、引っ越しや活動拠点の土地柄についてうたった「HKT48城、今、動く」「HKT48」「引っ越しました」の3曲を加えた計16曲を披露。元々「HKT48」の歌い出しは「♪愛しのHAKATAは ホークスタウン♪」だったが、その後「西鉄ホール」になり、今回から「BOSS E・ZO」に。「天神コアはそこ」の部分も、商業施設「天神コア」が天神地区の再開発事業「天神ビッグバン」で20年3月に閉館したため、「博多マルイはそこ」になり、商業施設に入れ替わりが激しい福岡市の様子を反映した。メンバーの今田美奈さん(23)も、

「でも、良かったよね。施設がいっぱいあって、有り難いですよね」

と話し、最後に「チームH」キャプテンの松岡菜摘さん(24)が

「これからここ、『BOSS E・ZO FUKUOKA』の『西日本シティ銀行 HKT48劇場』からたくさんの人を笑顔にしていけたら」

と10年目に向けて意気込んだ。

   HKT48にとって観客を入れた公演は20年2月25日以来、約8か月ぶり。新劇場には300人が入れるが、当面は定員を128人に減らす。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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