2021年 1月 26日 (火)

渡部建と手越祐也、2人の「会見」にはなぜ差がついたか 「囲み」選んだ判断の裏目

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   アンジャッシュ・渡部建さんの記者会見をめぐり、「マスコミ批判」が止まらない。

   会見を見ていたツイッターユーザーからは「同じ質問ばかり」「密すぎるやろ」など、その問題点を指摘する声が殺到。背景には、会見が「囲み取材」形式で行われたこともあるとみられる。ウィズコロナ時代の大規模な芸能会見として、6月に行われた手越祐也さんの記者会見と比較。2つの現場を訪れた記者が「渡部会見」のポイントを振り返る。

  • 手越祐也さんと渡部建さん(ともに2020年撮影)
    手越祐也さんと渡部建さん(ともに2020年撮影)
  • 渡部さんの会見が行われた会場
    渡部さんの会見が行われた会場
  • 手越祐也さんと渡部建さん(ともに2020年撮影)
  • 渡部さんの会見が行われた会場

渡部は「囲み」、手越は「一問一答」

「記者が繰り返し繰り返し同じ質問をして、見てるこちらが不機嫌になった」
「おんなじ質問何度もして、他の記者の質問聞いてなかったの?」

   2020年12月3日、都内で行われた渡部さんの会見を受け、ツイッター上で目立ったのは芸能レポーターへの批判だ。実際に「多目的トイレ」や「ガキ使」、妻の佐々木希さんに関する質問などは何度も繰り返され、その度に渡部さんも同じような答えを返していた。

   こうした構造を生み出した一因として、今回の会見が「囲み取材」方式だったことが考えられる。囲み取材はその名の通り、記者が取材対象者の周りを囲むようにして取材する。お互い距離が近いため、質問なども気軽に投げやすい。

   今回の会見では、渡部さんの周囲に芸能レポーターが配置され、その後ろで記者・カメラマンが原稿を書いたり写真を撮ったりする、という形がとられた。しかし、渡部さん付近の芸能レポーターは何度も質問できる一方で、前に出られない記者は聞きたいことがあっても聞くことができない。結果として、同一のレポーターによる質問が長く続いてしまった。

   一方で、同じコロナ禍で注目された大規模な芸能会見という観点で、6月23日に行われた手越さんの会見はどうだったか。渡部さんの会見は不倫報道後の「謝罪会見」の意味合いが強く、手越さんの会見はやはり週刊誌報道を受けたものではあったが、ジャニーズ退所の経緯と「意気込み」を語るものだった、という違いはある。また、大前提として2人の回答の巧拙もある。とはいえ、そもそもの進め方の部分に、両者の「差」を生む素地があったのではないか。

   まず、手越さんの会見は「囲み取材」ではなく、会場の各席に座った記者の質問に手越さんが答えるという「一問一答」形式だった。そのため、比較的多くの記者が質問することが可能だった。さらには、インターネット上で会見を見届けているファンからの質問にも答えていた。

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