2021年 9月 23日 (木)

NTTドコモが「アプリ設定サポート」を提供開始 1650円は高い?他社と比較してみると...

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   携帯電話を買い替えた時、必ずやらなければならないのが「アプリの設定」。LINE、ツイッター、インスタグラムにフェイスブック、そしてゲーム各種...。数あるアプリの設定を早急に、かつ自分で行う必要がある。

「アプリの設定に時間がかかる!」
「LINEの引継ぎにいつも失敗する...」
「とにかく面倒くさい」

   スマートフォンの扱いに慣れている人であればそれほど苦にならないだろうが、不得意な人にはハードルが高いかもしれない。

   こうした中で通信大手のNTTドコモは、2020年12月1日から、ドコモサービス以外の一部アプリの初期設定や、アカウントデータの引継ぎをサポートする「アプリ設定サポート」を、全国のドコモショップ(一部店舗除く)で実施している。

   対象となるアプリは「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」「メルカリ」「モバイルSuica」「ディズニー ツムツム」の8アプリ。SNSや人気ゲーム等の主要アプリだ。

  • 1アプリ1650円で設定してもらえる(画像はイメージ)
    1アプリ1650円で設定してもらえる(画像はイメージ)
  • 1アプリ1650円で設定してもらえる(画像はイメージ)

ニーズが高い8アプリを採用

   なぜ導入に至ったのだろうか。

   J-CASTニュースは11月20日、NTTドコモの広報担当者を取材した。

   担当者によれば、「アプリ設定サポート」は2019年11月~20年11月(新型コロナウイルスの影響により2~6月は休止)にかけて、約250店舗のドコモショップでトライアルを実施。サービスに利用者にアンケートをとったところ、回答者の9割から「好評」を得たという。

   今回のサービスを開始した理由について、担当者は次のように説明する。

「ドコモショップで携帯を買われた方には、昨年から初期設定サポート(アカウント設定、データ移行など)を行っていました。その中で、お客様からこういったアプリの設定を行ってほしいという声があり、全国一様に提供できていたわけではなかったので提供にいたりました」

   トライアル期間中、アプリの種類や価格は幅を持たせて実施。その中でもニーズが高かったのが、先述の8アプリだという。「ツムツムとかちょっと意外ですけど...」とつぶやく担当者、ゲームの人気ぶりがうかがえる。

   気になるお値段は1アプリ1650円(税込)。こちらに関してはツイッターでは様々な声が上がっている。

「びっくりするくらい高い」
「個人的には高いような気もするけど『自分で出来ない事を他人にお願いする』という意味合いでは払っても問題無い値段かと」
「自分でできる人は高いと思うだろうけど、要はそれすら出来ない人の相手をしなくちゃいけないという事を考えたら妥当な値段だと思う」
「人件費考えると安い」

大手家電量販店のサービスと比較すると...

   このような声に対し、担当者はどう受け止めているのか。

   「価格設定はトライアルの中で幅をもって実施したことが一番大きいです。このサービスは使うお客様が限定的なサービスだと認識しています。今の20代の子が使うかといったら使わないですし。家族とかにも(設定を)教えてもらえない方が、この値段で満足される方が多かったです。

   担当者によれば、家電量販店で提供しているアプリ設定サービスの価格も見て決めており、「市場価格より低く設定してあると思います」とのこと。また、スタッフの人件費などのバランスもあるという。

「高いとか安いというのは、その人が設定かかる時間が基準になっていると思います。こういうサービスを求められる方は、人のサポートがある中でもそれなりに時間がかかるお客様かなと思っています」(広報担当者)

   J-CASTニュースは KDDI、ソフトバンク の大手キャリア2社と、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキ、上新電機、ケーズホールディングス、エディオン、ノジマの大手家電量販店7社を取材。「スマホアプリのインストール・設定」に近いサービスの有無と詳細を以下の図にまとめた。

   KDDIはLINEの概要を店頭で配布し、公式サイト上にも「よくある質問」の一つとして使用法を掲載。また月額590円(税別)の「使い方サポート」では、電話やチャットで各種アプリの設定・使用法を説明するとしている。

   一方、ソフトバンクは「有償でそのようなサービスは行っていない」と回答。大手キャリア3社の中で、対面でアプリ設定サービスを公的に行っているのはドコモだけといえる。

   一方でビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキのサービス価格はいずれも税込1650円(2020年12月現在)。値段だけでいえばドコモと同じだが、その内容は若干異なる。

   ビックカメラのサービスはインストールのみだが、1650円で最大5アプリまで対応可能。LINE、Twitter、Facebook、Instagramであれば、それぞれ追加料金(1100円)で設定できる。

   ヨドバシカメラは1アプリ1650円で、インストール、設定、アカウント引継ぎまで。対象はLINE、Twitter、Facebook、Instagramの4アプリとなっている。

   ヤマダデンキは同じ値段・サービス内容(アカウント引継ぎは旧端末の情報が確認できれば)で最大3アプリまで対応。アプリに指定はない上、会員は少し安くなっている。

   上新電機は店頭でのサービスは行っていないが、7980円/30分の訪問サービスの時間内でアプリ(LINEやTwitterを想定)のインストール、設定、アカウント引継ぎを行うことが可能。なお、アプリストアを利用するために必要なアカウント(AppleID、Googleアカウント等)を持っていない場合は別途料金がかかるという。

   ケーズホールディングスとエディオンは同様のサービスがなく、ノジマは「類似のサービスはある」とのみ回答。

   以上より、ドコモの価格設定は特段高いわけではないことがわかる。もしサービスを利用したい場合は、携帯キャリアやサービス内容・価格に応じて店を選ぶのがいいだろう。

   なおNTTドコモは12月3日に若者(デジタルネイティブ世代)向けの新料金プラン「ahamo(アハモ)」を21年3月から提供すると発表。月額2980円(税抜)で月間データ容量20GBを利用することができる。発表資料によれば、受付は実店舗ではなくオンラインで、ある意味「アプリ設定サポート」とは対照的なサービスになっている。

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