2024年 4月 26日 (金)

井岡一翔「タトゥー問題」 専門家見解「井岡陣営が一方的に悪いとは思いません」

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「JBCやテレビ局の方からタトゥーが見えないように指導を」

「佐藤選手にはタトゥーが入っていましたので、試合に臨むにあたってJBCやテレビ局の方からタトゥーが見えないように指導を受けました。タトゥーに関してはかなり神経を使った記憶があります。私どもスタッフはしっかりと対応しましたので、タトゥーについて問題が起こるようなことはありませんでした」(金平会長)

   井岡の防衛戦を自宅でテレビ観戦したという金平会長は、画面越しに映った井岡の左腕のタトゥーに違和感を覚えたという。金平会長はかねてから井岡がタトゥーを入れていることは認識していたが、今回はタトゥーの上に塗り込まれたファンデーションがこれまでよりも薄いと感じたという。

「実際に生観戦したわけではありませんが、テレビ画面越しに見ていつもよりファンデーションが薄いと思いました。これは意図的なものではないと思います。いくつかの要因が考えられ、そのひとつがコロナ禍で人数が制限された控室での対応だと思います。おそらく通常よりも少ない人数で準備しなければならず、確認作業が十分ではなかったと思います」(金平会長)

   また、金平会長は今回の問題に関して「大前提としてルールを厳守する必要がある」とした上で、次のように持論を展開した。

「今回の件に関しては、決して井岡陣営が一方的に悪いとは思いません。井岡選手のタトゥーが露出してしまったのは注意不足と取られても仕方ないでしょう。ただ今回の場合、インスペクターがリングに上がることを許可したのでしょうから、そこは疑問が残ります。JBCによる処分があるのかどうかは分かりませんが、今後の動向に注目しています」(金平会長)
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