2021年 3月 7日 (日)

昭和史研究、半藤一利さん死去、90歳 なぜ「私の一生はフィクション」と語ったのか?

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東京大空襲で九死に一生の経験

   歴史探訪家の竹内正浩さんの著書『天皇の旅と寄り道』(ベスト新書)によれば、昭和天皇は1967年12月29日、映画化された「日本のいちばん長い日」をご覧になっている。

   保阪正康さんの『天皇陛下「生前退位」への想い』(新潮文庫)によると、保阪さんは半藤一利さんといっしょに平成の両陛下とお会いしたことがある。いわば「私的な形の懇談」だ。保阪さんは「日時や回数にはふれない」と書いているが、2020年10月10日の日経新聞社会面「上皇ご夫妻 長引く外出自粛」という記事によると、「歴史談議が好きなご夫妻は、在位中は歴史家の半藤一利、保阪正康、加藤陽子の3氏を頻繁に御所に招かれていた」とあった。加藤・東大教授は『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(新潮社)の大ベストセラーで知られる。先の「学術会議」問題で、政府に任命されなかった6人のうちの一人だ。

   この記事を書いた井上亮・編集委員は、21年1月13日朝刊の半藤さんの「評伝」記事の中で、半藤さんは東京大空襲で九死に一生の経験をしたが、そのことを長く公言しなかったこと、それは「自分より悲惨な目に遭った人はたくさんいる」から、との思いによるものだったことを明かしている。

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