2024年 4月 19日 (金)

田中将大、日本復帰ならどれだけやれる? 実力は十分だけど...元楽天ヘッドが指摘する「不安要素」

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「日本の打者はファールで粘る打者が多い」

   また、橋上氏は日米の打者の違いを指摘し、100球にこだわった場合、勝利数に影響を及ぼす可能性に言及した。

「アメリカの打者に比べて日本の打者はファールで粘る打者が多いので、どうしても球数を使ってしまう。田中投手はもともと球数を使う投手なので球数を100球に限定すると6回までいかないケースもあるでしょう。そうなるとなかなか勝ち星がついてこない。クオリティ・スタート(6イニング以上を投げて自責3以内)はクリア出来ると思うが、勝利数でいえば100球を投げた後の勝ちパターンの継投がどれだけ確立出来るかにかかってくるでしょう」(橋上氏)

   田中が日本に復帰した場合、移籍先は古巣・楽天となるのか。橋上氏は田中がプレーする上で環境的に楽天が適しているのではないかと指摘する。

「ヤンキースでも打席に立つことはなかったので、それを考えればパ・リーグの方が合っていると思います。打席に立つことが難しいと言う投手は多いですし、もともといたのはパ・リーグですから。しかも楽天ならば当時一緒にやっていた選手も残っていますし、仙台は彼の住み慣れたところです。田中投手が楽天にいたころからのトレーナーも残っていますし、そういうところでは安心できると思います。投球術、能力的にちょうど脂がのっている時ですので、ここから数年は良いパフォーマンスが出せると思います」(橋上氏)
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