2024年 4月 26日 (金)

「あの肩では厳しい」 メジャーのスカウトが明かす、日ハム・西川遥輝の評価が低かった理由

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筒香・秋山の「不振」も影響?

   DeNAからポスティングシステムを利用してレイズに移籍した筒香嘉智は移籍1年目の昨季51試合出場で打率.197、8本塁打。西武からレッズにFA移籍した秋山翔吾も54試合出場で打率.245、0本塁打、9打点と不本意な成績に終わった。

「筒香はパワーヒッターでタイプは違いますが、安打製造機として西武時代に首位打者、4度のシーズン最多安打をマークした秋山はアベレージヒッターとして西川と重なります。秋山は9月に入ってから月間打率.317と1番打者として活躍しましたが、トータルで見ると打率が2割5分に届かなかった。打撃と守備で考えると西川は秋山より落ちるので、市場の評価も厳しくなったのでしょう」(スポーツ紙のメジャー担当記者)

   日本ハムへの残留を決断した西川は順調にいけば今季中に海外FA権を取得する。ポスティングは球団への譲渡金が生じるが、FA移籍はメジャー球団の費用負担が少なくなるため、獲得のオファーが届く可能性は十分にある。

   ただその場合も、好条件が保証されているわけではない。それでも夢を追いかけるか――悔しさを糧に西川の今後の活躍が注目される。

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