2021年 5月 12日 (水)

「黙祷しない同僚が信じられない」60代投書に「そんな気持ちで...」 読売新聞「人生案内」Q&Aに反響

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   3.11で黙祷をしなかった女性が信じられない――。

   2021年4月22日の読売新聞朝刊、有識者が読者の悩みに答える「人生案内」の欄に寄せられた投稿者の声だ。

   この相談に乗ったのは、ノンフィクションライターの最相(さいしょう)葉月氏。投稿者の心理を鋭く指摘した回答に、ツイッター上では「カミナリに打たれた気持ち」「色々考えさせられる」と反響が相次いだ。

  • 「黙祷しない女性が信じられない」投書に対する回答が反響集める(画像はイメージ)
    「黙祷しない女性が信じられない」投書に対する回答が反響集める(画像はイメージ)
  • 「黙祷しない女性が信じられない」投書に対する回答が反響集める(画像はイメージ)

男性が気になっていた「デリカシーの無さ」

   話題になっているのは、愛知県在住・60代の男性公務員が投稿した「同僚の態度が信じられない」という投書だ。

   投書から1年前、20年3月11日14時46分、職場で東日本大震災の「黙とう」を呼びかけられ、黙とうをしていた投稿者。しかし、職場にいた1人の女性が「思い出したくない」という理由で、黙とうをせず部屋から出たという。

   投稿者は女性の行為について、震災で亡くなった人や遺族に「大変失礼だ」と意見。投稿者いわく、女性に対しては以前から「デリカシーのなさ」が気になっていたものの「適当にあしらってきた」という。ただ、この黙とうの件は「受け入れられない」として、これから女性とどう付き合っていくべきなのか、アドバイスを求めた。

   これに答えたのが、最相氏。音を聞いただけで音名がわかる「絶対音感」の秘密に迫り、ベストセラーにもなった書籍『絶対音感』(小学館、98年)の著者としても知られる。

   最相氏はまず、聖書のエピソードを引用。イエスが弟子に「祈り方」を教える際に「奥まった部屋」で戸を閉めて祈るよう説いた、というものだ。これは新約聖書「マタイによる福音書」の6章6節に綴られている内容で、最相氏はイエスが「祈り」を見せびらかすことについて苦言を呈していると解説する。

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