2021年 6月 25日 (金)

名建築・中銀カプセルタワー、築50年を前に「売却」の転機 老朽化の現状と今後、管理組合に聞く

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老朽化が最大の敵

   前田さんによれば、施設の売却はあくまでオーナーから地主にビルの所有権を譲渡するだけで、建物の今後について何かが決まったわけではない。年度の変わり目で契約もあり、21年3月から4月にかけて退去がピークになっていたが、移転先などの目途が立たない賃借人もいるため、5月以降も残る人がわずかながらいる。 売却決議の最大の理由は老朽化であった。

「近年ずっと老朽化が大きな課題で、一方で修繕をしつつ建物を残してくれるデベロッパーを探していました。このような古い建築には国内よりも海外の企業の方が興味を示してくれていました。しかし昨今のコロナ感染拡大が収まらない中、なかなか話をまとめることが難しくなっています。管理組合では大規模修繕などの老朽化対策を講じることは難しいと考え、一旦もとの地主を買受人として組合から建物を譲渡することになります」(前田さん)

   今後は地主主導で土地や建物の活用が模索されることになる。

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