2024年 4月 25日 (木)

ZOZO購入者「一体どうやったらこんなことに...」 返送品にまさかの「代物」同梱、仰天体験が話題に

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   ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」で購入した服を返品すると、「私物が混入していた」と連絡を受け、送ってもらうと身に覚えのない代物だった...。

   ZOZO利用者がインスタグラムでこんなエピソードを明かすと、その代物の摩訶不思議さに「わらしべ長者みたい」と驚く声が上がっている。

  • ZOZOから返送された達磨と招き猫(yumma_homeさんのインスタから)
    ZOZOから返送された達磨と招き猫(yumma_homeさんのインスタから)
  • 部屋に飾られた金ピカ達磨など(yumma_homeさんのインスタから)
    部屋に飾られた金ピカ達磨など(yumma_homeさんのインスタから)
  • ZOZOから返送された達磨と招き猫(yumma_homeさんのインスタから)
  • 部屋に飾られた金ピカ達磨など(yumma_homeさんのインスタから)

箱を開けると、ゴールド色に輝く達磨と白っぽい招き猫のセットが

   「ねぇ、本当どういうミスなの???なんなの???」。インスタユーザーの女性(@yumma_home)は、2021年6月6日の投稿で、こう戸惑いをぶつけた。

   それによると、女性は、ZOZOTOWNでセットアップのニットを購入したが、下は別に買わないといけないことに気づき、送られてきた上着をZOZOに返品した。届いたときの紙袋をそのまま使ったという。

   すると、数日後に、ZOZOのカスタマーサポートセンターから返金手続きの連絡メールが来て、さらに、もう1通のメールが届いた。「お客様の私物が入っていたようなので、返送してもよろしいでしょうか?」といった内容だった。

   女性は、まったく心当たりがなかったという。しかし、間違えて自分の小さな雑貨などが紛れ込んだのかもしれないとも思い、ZOZOに返送を依頼した。その「私物」は、翌日に返送されてきた。

「え? なんかデカくない??」

   驚いたのも、無理はなかった。紙袋で送ったはずが、段ボール箱に入れられて返ってきたからだ。

   女性が恐る恐る箱の中を開けると、入っていたのは、ゴールドに輝く達磨と白っぽい招き猫のセットだった。

   達磨には、ウサギのような耳があり、お腹に「福」と大きく書かれている。招き猫は、お腹の部分に「千万両」と金色の小判が描かれており、両方とも、手足はロボットのようだ。

「達磨などの持ち主とZOZOのミスが二重に重なったと報告があった」

   これは自分の私物ではないことが分かり、めでたい縁起物のようだったが、さすがに女性も戸惑った。

   事情を知らない夫がリビングなどに飾ってしまったという。女性は、「ZOZOTOWNさん、笑いをありがとう」と伝えながらも、「一体どうやったらこんなことになるのか」と理解に苦しんだ。「ZOZOTOWNのありえないミス」だとして、「すみません、返品してもいいですか?」とフォロワーに呼びかけた。

   この投稿は、その変わったエピソードに関心が集まり、2万5000件以上もの「いいね!」が寄せられている。コメント欄などでは、女性に返送されたものに対し、「わらしべ長者みたい」「『任天堂の粋な話』的な物かと思った」「つっこみどころありすぎ」といった反応が出ていた。

   この達磨や招き猫は、ベアブリックというフィギュアをヒットさせた玩具メーカー「メディコム・トイ」(東京都渋谷区)の製品ではないかと指摘が寄せられている。達磨がラブリック、招き猫がニャーブリックという同社製品になる。達磨は、金メッキ加工され、オークションサイトではプレミア価格で売られていた。

   これらについては、フィギュア好きの女性の夫も、ベアブリックの関連製品ではないかと気づいたそうだ。

   女性は6月18日、J-CASTニュースの取材に、ZOZOから経緯報告とお詫びのメールが届いたと明らかにした。

   それによると、達磨などについて、その持ち主がZOZOの返品担当部門に誤って送付した。そして、この部門の担当者は、女性の返送品と誤って認識したうえで、カスタマーサポート部門に客の確認依頼をした際に、誤ったまま連絡してしまったそうだ。同社による達磨などの回収は、19日になる予定も伝えられたという。女性は、「元の持ち主のミスとZOZOのミスが本当に奇跡的に重なったようですね」と感想を漏らしていた。

   ZOZOTOWN を運営するZOZOの広報は21日、取材に対し、次のようにコメントした。

「お客様と個別でやりとりした内容につきましては、回答を控えさせていただきますが、弊社からの確認が不十分だったことにより、確実にお客様ご自身の持ち物であると確認が取れていないままお品物をお送りし、ご迷惑をおかけしてしまった事例があったことは事実でございます。お客様には弊社から経緯をご説明し、事情をご理解いただきました」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

   (6月21日21時)記事の一部を修正しました。

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