ライブやスポーツイベントの会場としてお馴染みのさいたまスーパーアリーナ(さいたま市)。その入場口であるAゲートに掲げられていた「SAITAMASUPERARENA」の文字が消えたと、インターネット上で騒ぎになっている。ネットユーザーの間では、「五輪の影響か」「ネーミングライツ導入で改名してしまうのか」と様々な憶測が流れているが、ことの真相は。施設の運営会社に聞いた。新名称を予想する「大喜利」も2021年6月20日、あるツイッターアカウントが、「『SAITAMASUPERARENA』の文字がなくなってる!?」として、Aゲートの写真を投稿。写真をみると、確かにAゲートの扉の上に掲げられていた文字看板がなくなっていた。この投稿は5000リツイート近く拡散され、ツイッターは騒然となった。主な反応は「何があった」という驚きや「改名するのでは」というものだ。そのほか、先述のような憶測がツイッターユーザーによってなされ、さらには便乗して改名後のSSAの名前を予想するユーザーまで現れ始めた。例えば「十万石まんじゅうアリーナ」(埼玉県名物にちなむ)「サイパンスーパーアリーナ」(当地で度々ライブを開催してきたゲーム「アイドルマスター」出演声優の中村繪里子さんがかつてMCで「サイパンスーパーアリーナ」と言い間違えたことから)「TOKYOSUPERARENA」(「千葉県」にある東京ディズニーランドの影響か)「paypaySUPERARENA」(福岡PayPayドームからの連想か)といった具合である。J-CASTニュースが6月21日、運営会社のさいたまアリーナに取材したところ、単に施設メンテナンスのために「SAITAMASUPERARENA」の文字看板を一時的に撤去しただけだった。SNS上で話題になっていたことは同社の担当者も承知していたそうで、「改名やネーミングライツ導入の予定も現時点で全くありません」と苦笑していた。
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