2024年 4月 27日 (土)

「SKE48はどうなってしまうんだろう」 松井珠理奈が卒業した時、後輩たちが思ったこと【須田亜香里・林美澪・井上瑠夏インタビュー】

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卒業は「いろいろなことが円滑になってから」

中央の林美澪さんは初めてセンターポジションに抜擢された
中央の林美澪さんは初めてセンターポジションに抜擢された

―― 話は変わりますが、AKB48グループ最年長の柏木由紀さんが、7月15日で30歳の誕生日を迎えました。柏木さんは30歳までAKB48を卒業しないことを宣言していたので、いよいよ卒業の時期が焦点です。柏木さんの次に年長の須田さんも、11月に30歳の誕生日を迎えます。20年1月のインタビューでは、「心と体が元気で心からの笑顔をファンの方に見せられる範囲でアイドルをやります!無理もしない感じかなあ」とおっしゃっていましたが、1年半がたって、卒業に対する心境の変化はありますか。

須田: 今は何も考えてないですね...。先輩2人(松井珠理奈さん、高柳明音さん)が卒業発表してから1年辞められなかったという状況があり、コロナ禍で、どうしても思い通りに卒業の話が進まなかったということがあったので、いろいろなことが円滑になってから卒業はしたいと思っています。アイドルの私とファンの方とのお別れの仕方は、すごく大事にしたいです。卒業メンバーの最後の握手会は、いつも横から見ていてすごく感動的だったので、できたら、欲を言えば握手会もしたいです。ライブも(今は禁止されている)みんなのコールが聞きたいな、というのもあります。それまでは、こっそりとSKE48の中にいさせてもらえれば...とも思います。

―― そうなると、卒業はある程度、先のことになりそうですね。

須田: でも、ファンの方に先日これを伝えたら、「無理しないで全然辞めてもいいんだよ」って逆に言われちゃって...。すごく応援してくれてる方に言われて、それはそれでショックで。(笑) 私の心身を心配して将来のこととか、「子どもを産むんだったらそろそろ結婚しないと難しいんじゃないか」「無理してアイドルを続けなくても、アイドルやめても握手会はできるよ」とか、いろんなことを本当にファンの方が心配してくれているのですが、意地を張るならば「握手会もコールも」というのがあるので、それが整ってから辞める準備が進められたらいいと思っています。

―― 辞めるにも、さまざまな環境整備が必要だということですね。

須田: もう何も後悔なく辞めたいので、それまでは後輩をうまくサポートする側に回れたらいいと思っています。

―― 実際の卒業までにはある程度時間がありそうですが、その間に、若いお二人に伝えておきたいことはありますか。

須田: やっぱり「アイドルは楽しんでね!」ということです。私が12年間アイドルを続けてこられたのはアイドルを楽しんだからだし、ファンの方との関係性を、いつも幸せだなと思えたからなので、アイドルでいる幸せを全部1から10まで、もう100ぐらいまでは本当に楽しんでから「アイドルを全うした」とみんなには言ってほしいです。アイドルをやっていたら、つらいこともあると思うけど、ファンの方がいる限り、それも喜びに変わって未来に必ずつながるものになるから、「アイドルをどうやったら楽しめるか」をメンバーにたくさん伝えていきたいです。

―― 若いお二人は、アイドルを楽しんでいる感じですか。

須田: いや、まだ楽しめる。まだ足りてない。「楽しい」って言ってくれるんですけどね。
井上: 「今楽しいなら、これからもっと楽しくなる」って言われています。楽しみです!

林美澪さん プロフィール
はやし・みれい 2009年生まれ、愛知県出身。19年に10期生としてSKE48に加入。AKB48グループ最年少(21年8月時点)。今作「あの頃の君を見つけた」で、研究生ながら初めて選抜メンバー、センターポジションに抜擢される。

井上瑠夏さん プロフィール
いのうえ・るか 2001年生まれ、熊本県出身。16年に8期生としてSKE48に加入。25枚目のシングル「FRUSTRATION」(19年)で初選抜。3作連続で選抜入りしている。愛称は「るーちゃん」。

須田亜香里さん プロフィール
すだ・あかり 1991年生まれ。愛知県出身。2009年にSKE48に3期生として加入。チームEのメンバーで同チームのリーダーを務める。4枚目のシングル「1!2!3!4! ヨロシク!」(10年)以降の全シングル表題曲に参加。AKB48のシングル表題曲にも通算18作品参加した。18年の「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」では2位にランクイン。

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