明石家さんまさん(66)が2021年11月13日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBS)で、フリーアナウンサー・徳光和夫さん(80)によるセクハラ発言について言及した。徳光さんをフォローするようなトーンの発言に、批判の声もあがっている。「昔は大丈夫やったんですよ。これぐらいのことを言っても」徳光さんは、10月末に公開されたお笑いコンビ「浅草キッド」水道橋博士さん(59)のYouTubeチャンネル動画で、明石家さんまさんについて「まだ、AKBの1人や2人は妊娠させられますよ」と発言。セクハラであり、失礼だとして大きな批判を集めた。これを受け、さんまさんがパーソナリティをつとめる「ヤングタウン土曜日」に、徳光さんをめぐる投稿が寄せられた。「先日、YouTube『水道橋博士の異常な対談』でさんまさんの話題になった時、ゲストの徳光和夫さんが『さんまさんは、まだAKBの1人や2人は妊娠させられますよ』ととんでもないセクハラ発言をして大炎上しました。私は、さんまさんが毎週毎週かわいいヤン娘。(番組パーソナリティーのアイドル)2人を目の前にしながら、指一本触れたことがないのを知っているので、私の心の消火器で徳光さんの大炎上にズームイン!してあげました」さんまさんは、言葉を選びつつ今回の炎上はお笑い界やテレビ界の変化が原因にあると指摘した。「これはもう、まあなあ...。受け取る側がこう、炎上さすように、炎上さすようにっていって可哀想なこと。こっちサイドから言うとね、昔は大丈夫やったんですよ。これぐらいのことを言っても。それが大炎上になるっていうことで」「『面白くなくなるぞ、お前ら』って言いたい」さんまさんからは、炎上した徳光さん側を気遣う発言もあった。「徳光さんのやつもテレビじゃないんやろ? YouTubeでこうなんやろ? ちょっと本当に可哀想で......」さんまさん自身も、メディアにおける変化に悩む部分があると明かした。「我々の世代、徳光さんの方が上やから。これはね、気をつけなきゃいけないけど、気をつけてられないところもあるんよね...」「ちょっと困ってる。ネット社会もテレビも、『面白くなくなるぞ、お前ら』って言いたい」さんまさんの発言をめぐっては賛否の声があがっている。「徳光さんの件もありえんと思ったけど、その後のさんまさんの擁護する発言もどうかと思う 面白くなくなるでって.........」「さんまさんもラジオでのコメント取り上げられて、可哀想...」「さんまもフォロー?してたけどそんな冗談の何がオモロいんか分からん」「さんまさんも名前出されて困ったもんだ」アイドルが「そんなに、見ないで......」と読み上げるまた、この放送をきっかけにラジオ番組のとあるコーナーにも新たな火種が。この発言の直後に放送された「ヤン娘。はいやせません!のコーナー」だ。パーソナリティーをつとめるハロープロジェクト所属のアイドル、飯窪春菜さん(27)と山岸理子さん(22)(代演)の2人が、リスナーから寄せられた「心を癒されるフレーズ」をセクシーに読み上げるというコーナーであり、フレーズの読み上げにはさんまさんからの厳しい演技指導が入っている。13日の放送では、飯窪さんが先手を切って「そんなに、見ないで......」とのセリフを読み上げた。さんまさんは「ちょっと子供っぽい。もうちょっと大人になろう」「そんなに、そんなにぃ~!ピクッ!って感じで」「もうちょっとゆっくり」「あ~、まぁまぁマシになってきてる」とダメ出しをしていた。今回が初挑戦となる山岸さんに与えられたフレーズは「初めてで、怖いの...」というもの。さんまさんは「初めてにしては、頑張ってる!もうちょっと、お姉さんになろう」「あぁ、かわいいねえ。これはもう(リスナーが)大喜びやな」と演技指導し、山岸さんも「やったぁ!」と無邪気に答えていた。放送は和やかなムードではあったものの、SNS上ではこうしたコーナーは時代錯誤ではないかとする声もあるようだ。ツイッターで20年8月に有志が行った同コーナーに関するアンケートでは、約1800票のうち約52%が「コーナーをやめてほしい」に投票していた。
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