ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)は2021年11月18日から、人気商品「禰豆子ポップコーンバケツ」の販売方法を変更した。同商品をめぐっては、正規価格より不当に高い価格での個人取引を確認しているという。倍の価格で転売相次ぐUSJは9月17日からTVアニメ「鬼滅の刃」とのコラボレーションを始めた。キャラクターが登場するアトラクションやレストランなどを展開している。この一環で販売された「禰豆子ポップコーンバケツ」(税込3700円)は、主人公・竈門炭治郎の妹、禰豆子をイメージした商品だ。「はちみつうめ味」のポップコーンが入っている。炭治郎の背負う箱から顔を出したようなバケツのデザインが、ファンの間で好評だ。しかしインターネット上では転売が相次いでいる。記者が確認すると、フリマアプリ「メルカリ」では6000~8000円ほどで販売されていた。USJは11月17日、ツイッター上で「転売目的でのご購入をお断りしています。ルール&マナーのご確認をお願いします」とよびかけた。禰豆子ポップコーンバケツについては、こう言及する。「正規価格より不当に高い価格での個人取引を確認しています。転売目的での購入、また商品の二次購入、高額購入はおやめください」18日からは同商品の販売方法を変更した。購入時に、購入者本人の当日有効の入場券または年間パス提示が必要となる。また販売期間中は一人につき1個の販売にするとした。販売は、22年2月13日までを予定している。数には限りがあり、各日の上限に達した場合は終了となる。
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