2024年 4月 19日 (金)

「運賃一律50円」だけじゃない! 駅近学童にママ応援サイト...小田急「子育て施策」の注力ぶり

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   小田急電鉄が2022年春から、小児IC運賃を全区間一律50円にする。2021年11月8日に発表した。同社によれば、小児運賃を大人運賃の一律・半額以下にする試みは全国初となる。

   小田急に限らず、私鉄各社はあの手、この手で子育て世帯を応援している。

  • 小児IC運賃を全区間一律50円にすることを発表した小田急
    小児IC運賃を全区間一律50円にすることを発表した小田急
  • 「ロボ団」をサポートする近鉄
    「ロボ団」をサポートする近鉄
  • 小児IC運賃を全区間一律50円にすることを発表した小田急
  • 「ロボ団」をサポートする近鉄

運賃値下げ以外にも手厚いサポート~小田急~

   小田急では小児IC運賃を小田急線内一律50円とする。利用しやすい運賃体系にすることで、将来を担う小学生の外出をより身近にすることを目的としている。

   子どもの外出が頻繁になれば、自ずと保護者である大人の利用も多くなる。小児運賃の値下げ分は大人の利用増により、十分にカバーできるという読みなのだろう。

   また「小児値下げ」のニュースは子育て世代を中心に大きなインパクトを与え、「小田急沿線に住みたい」という需要を喚起する効果もあるだろう。小児運賃の値下げがどこまでプラスの波及効果をもたらすのか、2022年以降の動向が楽しみだ。

   また小田急では小児運賃の値下げ以外にも、21年5月には「子育て応援トレイン」を期間限定で運行。中吊り広告などを通じて、運行中に「泣き出してしまったお子さまを温かく見守っていただく」ことを呼びかけるものだった。

   そのほか、全施設が駅徒歩3分以内に立地する学童保育「小田急こどもみらいクラブ」や先輩ママが講師を務めるオンラインコミュニティ「ママカレ」を運営。ハード面・ソフト面の双方で積極的に子育て世代を応援する姿勢だ。

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