2024年 4月 26日 (金)

子どもの頃は「少し怖かった」北九州の成人式 「アヒルの被り物」と母の振袖で臨んだ女性の胸中

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「人間の状態」楽しんだ後に...

   迎えた成人式当日。式の前には、母の振袖に身を包み、綺麗なヘアメイク姿で家族写真を撮影した。

「人間の状態を楽しみました」

   式典を終えると、彼女はアヒルになった。

「親は面白がっていました。友人はとても笑ってくれました。(アヒルの)中身はプロの方に綺麗にヘアメイクしてもらっていたので、その状態での写真も撮りたかった、と残念がる友人もいました」

   各々が各々のファッションを追求した北九州の成人式。その中でも、アヒル姿は異彩を放っていた。

「視界が悪かったので周囲の状況はあまり分かりませんでしたが、それでも視線は感じました。皆さん笑ってくれていたと思います。ツーショットもお願いされました」

   テレビの取材を受ける様子がツイッター上で拡散され、「五分くらい笑った」「絶対に笑わないぞという覚悟で見てお茶吹いた」と反響が相次いだ。

「ここまで反響があると思っていなかったので驚いていますが、たくさんの方に笑っていただけたようで嬉しかったです」

   身近な人を喜ばせるために、出席した成人式。結果的には、全く知らない人たちも笑顔にさせていた。

   現在大学生のビーフパイさん。将来は何になりたいのだろうか。

「白鳥になることです!(笑)これは冗談で、豊かで、楽しい人間になる事が一番の目標です」

   自分を育て、アヒルのマスクを買ってくれた親には、どんなことを伝えたいか。

「ここまで育ててくれてありがとうございます。これからも豊かで立派な大人になれるように努力するので、よろしくお願いします」

(J-CASTニュース記者 佐藤庄之介)

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