2024年 4月 26日 (金)

長友佑都?伊東純也?サウジ戦MVPは 「地味なんだけどすごくいい」元代表が挙げた名前

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   サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選が各地で行われ、日本は埼玉スタジアムでグループ首位サウジアラビアと対戦し2-0で勝利した。

   前半32分にMF伊東純也(28)の右サイドからのクロスをFW南野拓実(27)が落ち着いてゴールを決め先制。後半5分には絶好調・伊東が豪快にシュートを叩き込み追加点を奪い完勝した。

  • 相手選手と競り合う長友選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
    相手選手と競り合う長友選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
  • 守田選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
    守田選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
  • 相手選手と競り合う長友選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
  • 守田選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

「全体的な内容からしても素晴らしい」

   勝ち点「3」を獲得した日本は首位サウジアラビアとの勝ち点を1ポイント差とし2位を堅守。一方、グループ3位のオーストラリアはアウエーでオマーンと引き分け、日本との差は3ポイントに広がった。

   7大会連続のW杯出場を目指す日本にとってホームでの大一番となったサウジアラビア戦。結果は日本が2-0で完勝したが、元日本代表はこの試合をどう見たのか。元日本代表MF松井大輔氏(40)と鈴木啓太氏(40)が試合後にそれぞれのユーチューブチャンネルでサウジアラビア戦の戦評を行った。

   松井氏は前半25分過ぎあたりから日本のペースになったと指摘し、「全体的な内容からしても素晴らしい。面白い発見も色々ありましたし、最後まで戦い抜いた」と代表の戦いぶりを称えた。

   また、松井氏はDF長友佑都(35)のプレーについても言及。長友は1月27日に行われた中国戦でのプレーを巡り、控えDF中山雄太(24)の待望論や長友の起用法などについての意見がネット上などで飛び交った。

「選手に対しての批判は当然あると思う」

   長友はこの日先発出場し後半5分の伊東のゴールを演出。後半23分に中山と交代しベンチに下がったが、闘志あふれるプレーで存分に存在感を示した。

   松井氏は「(長友は)指摘を真摯に受け止めて今日臨んだと思いますし、すごい良かったと思います。気持ちも入ってましたし。年齢どうこうではなく、しっかり自分のポテンシャルを出した試合だった」と評価した。

   一方の鈴木氏は、松井氏同様にホームでの完勝を称賛し、長友のプレー内容に言及した。

   鈴木氏は「もともと誰が起用されるか。ようするに選手に対しての批判は当然あると思うし、代表選手であれば言われて当然。パフォーマンスが出せなければ」と前置きし、持論を展開した。

鈴木氏「MVPはMF守田(英正)かな」

「選手、監督思うこと色々あると思うけど、今日長友選手すごくいいパフォーマンスを見せてたと思うし、それがチームの勝利につながったということは大きかった。当然、長友選手と中山選手のポジション争いというところはもっともっと競争激しくやってくれればいいと思う」

   そして番組スタッフからサウジアラビア戦のMVPを問われると、「難しいね。今日は伊東純也、素晴らしかった。なんなら酒井宏樹もすごい良かったし、長友も良かったし、遠藤航も良かったし、田中碧も良かったし、南野もゴールを取ってる。その中で一番といったら守田かな」と、献身的なプレーでチームを支えたMF守田英正(26)の名を挙げた。

「彼は前も後ろもピンチも。すごく地味なんだけどポジションの修正がすごくいい。ホント細かいところでディフェンス。相手が狙ってくるところを抑えている。出させないように体でフェイント入れたり。後はボールキープも非常に良かったし、ボールを奪うところも良かったし、前に出て行ってた」

   ホームでグループ首位を破り本戦出場へ王手をかけた日本。3月24日に予定される3位オーストラリアとの直接対決で勝利すれば7大会連続のW杯出場が決まる。

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