2024年 4月 26日 (金)

ミステリという勿れ「原作超え」の圧巻演技 佐々木蔵之介の涙に「ものすごいものを見た」

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   俳優の佐々木蔵之介さんが、2022年3月7日放送のドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)第9話で見せた演技が反響を呼んでいる。

   佐々木さんが演じたのは、誰にも話せない闇を抱える男性・橘高。ドラマ終盤での、約1分にわたる号泣シーンに絶賛の声が相次いでいる。

  • 佐々木蔵之介さん(写真:AFLO)
    佐々木蔵之介さん(写真:AFLO)
  • 佐々木蔵之介さん(写真:AFLO)

1つのミスを隠すために、罪の上塗りをしていく

   原作は、作家・田村由美さんによる同名漫画。菅田さん演じるボリューミーな天然パーマが特徴的な大学生・久能整は、友達も彼女もいない「変わりモノ」。記憶力と観察力に長けており、自身の見解を淡々と述べることで事件や人の悩みを解きほぐしていく...という新感覚ミステリーだ。

   ※以下、ネタバレを含みます

   大学教授・天達(鈴木浩介さん)に招かれ、山荘で行われたミステリー会に参加した整。この山荘は、天達のパートナーだった美吉喜和(水川あさみさん)が、ストーカーに殺害された現場であり、天達は事件の跡からミステリー会に参加したメンバーのなかに共犯者がいると予想していた。

   その後、あらゆる状況下での整の類まれなる推理力で、その共犯者は天達の友人である橘高(佐々木さん)であることが判明する。元々市役所に勤めていた橘高。事件当時、友人のフリをしたストーカーに喜和のいる山荘の住所を伝えてしまったミスを悔やみ、元々完璧主義だった性格も相まって、強い自責の念に駆られる。

   その事件以降、1つのミスを上塗りするような形で、なにかが振りきれたようにほかのストーカー殺人にも間接的に協力するようになってしまったのだ。

「温度感と感情の含みが凄すぎてもらい泣きした」

   橘高がそうした行為に及んでしまった背景には、市役所での仕事が頭打ち状態であることや、親の介護疲れなど、人には話せないストレスが溜まっていたことがあった。

   そんな自身と天達と比較し、「(喜和が亡くなって)ざまあみろとも思ったよな。好きな仕事して、成功して、あんないい女と付き合ってよ! 高校の頃は俺のほうが成績良かったのに、今じゃこっちは役所で書類まみれだよ」と悪態をつき、「くたばったって気にしない」と暴言を吐く。

   しかしその後、整や天達から寄り添うような言葉をかけられ、いままで溜めてきた感情が一気に爆発。主題歌「カメレオン」(King Gnu)が流れるなか、約1分間にわたって大粒の涙を流し続けるのだった。

   常軌を逸した行動を続けてきた橘高だが、その裏にはずっと助けを求められず自ら孤立していた側面があった。そうした苦悩が伝わるような佐々木さんの号泣シーンに、視聴者からは

「佐々木蔵之介さんの涙のタイミングと温度感と感情の含みが凄すぎてもらい泣きした」
「佐々木蔵之介がボロボロ泣くのほんとすごい。あんなボロボロ... 涙が... ボロボロ... いやーなんか今日はものすごいものを見た」
「親の介護で追い詰められて、周りの同世代の友人は楽しそうに人生謳歌してんのになぁって思っちゃうの分かりすぎてつらい だからってこんなことしちゃダメだけど」
「めっちゃゾッとした!蔵之介上手いなぁ心の闇...」
「今回ばかりは佐々木蔵之介さんが原作の上を行った感ある」

などと絶賛する声があがっている。

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