シーブリーズのフタが「進化してる」 液漏れの悲劇なくなった?15年ぶり改良の狙いとは

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「ワンタッチ」キャップにこだわった

   取材に対しファイントゥデイ資生堂は、「ここまで大幅にパッケージが変わるのは15年ぶりとなります」と明かした。意図せずふたが開くことへの課題意識から、キャップのはまり具合の強度の調整などは行ってきたが、開閉部分の設計を大きく変えるのは今回が初めてとなる。改良については、使い勝手の面から「これまで通りワンタッチで開けられる」点にこだわったとする。

「キャップと本体が別れるネジタイプですと対応は簡単なのですが、あえてワンタッチで開けられるという点にこだわり、開発をいたしました」

   新たなふたは、側面のボタンのような部分を押すと開くプッシュ式に。万が一、カバンの中でこぼしてしまった場合は、生地によって対応が異なるため、個別に問い合わせほしいとしている。

   また、15年のCMをきっかけに話題となったキャップ交換については、「お客さまの中で支持を頂いているので、新デザインでもキャップは交換できる仕様にしております」と述べた。

   ファイントゥデイ資生堂によれば、キャップを改良したリニューアル後に販売数は伸びており、ソーシャルメディア上でもポジティブな声が多く寄せられているという。

   ツイッターでは3月11日、改良キャップについて「進化してる」などと紹介する一般ユーザーの投稿があり、16日17時点までに5000件超のリツイート、約3万5000件の「いいね」が寄せられた。引用リプライには「もう...誰も悲しまくて済むんだ...」「シーブリーズの香りのする教科書とかは無くなりそう」といった声が寄せられた。

(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)

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