2024年 4月 25日 (木)

アルバレスVSゴロフキン「3度目対戦」9月開催と米報道 最強王者「唯一の敗北」喫した因縁カード

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   プロボクシングの世界スーパーミドル級4団体統一王者サウル・アルバレス(メキシコ、31)が次戦の相手にWBA、IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン、40)を選択したと2022年5月23日(日本時間24日)に複数の米メディアが伝えた。

  • アルバレス選手(写真:AP/アフロ)
    アルバレス選手(写真:AP/アフロ)
  • アルバレス選手(写真:AP/アフロ)

試合は9月17日か

   アルバレスは5月7日にWBA世界ライトヘビー級王者ドミトリー・ビボル(ロシア、31)と対戦し0-3の判定負けを喫した。ビボルとの契約の中に再戦条項があったこともあり、アルバレスは当初ビボルとの再戦に意欲を見せていたが、陣営が軌道修正したようだ。

   米スポーツ専門局「ESPN」(WEB版)は「アルバレスはビボルとの再戦ではなくゴロフキンとの3度目の対戦を計画している」などのタイトルで23日に記事を公開。試合は9月17日に予定されており、近日中にも正式発表されるという。

   アルバレスとゴロフキンはこれまで2度対戦し、アルバレスの1勝1分けとなっている。

   初戦は17年9月に米ネバダ州ラスベガスで行われ、三者三様1-1(118-110=アルバレス、115-113=ゴロフキン、114-114)の引き分けに終わった。

40歳ゴロフキンは村田を9回TKO

   リマッチは1年後の18年9月に再び米ネバダ州ラスベガスで行われ、アルバレスが2-0の僅差判定勝利を収めた。採点はジャッジ2人が115-113でアルバレスを支持し、残りひとりが114-114の引き分けとした。

   当時、この判定が物議を醸し、ゴロフキン勝利を支持する現地メディアもあった。また、ゴロフキン陣営はこの判定を不服としてWBC(世界ボクシング評議会)に即時の再戦を要望したが却下された。このような経緯もあり第3戦の行方が注目され、ここにきてようやく実現の運びとなりそうだ。

   今年4月8日に40歳となったゴロフキンの剛腕は健在で、誕生日翌日の9日にWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(帝拳)と対戦し9回TKO勝利を収め、WBA、IBFの2団体王座統一に成功した。

   なお、両者の戦績はアルバレスが57勝(39KO)2敗2分け、ゴロフキンは42勝(37KO)1敗1分け。

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