2022年 6月 26日 (日)

デザフェス作品「配送トラブル」報告続発...出展者悲鳴 佐川急便が誤配送・破損の事実認め謝罪

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   人気国際アート展「デザインフェスタ」に出展するため佐川急便に配送を依頼したところ、作品が違う場所に配送されたり会場に届いても破損していたりしたと、ツイッターに写真が次々に投稿され、拡散している。

   佐川急便は、違う場所への配送があったことは事実だと認めたほか、一部出展者の作品破損について「イベントの特性に合わせた配慮が不足しておりました」などとして、謝罪対応をしたことを明らかにした。

  • 誤配送された絵は無事に戻ったという(写真は、chop pop@chop_popさん提供)
    誤配送された絵は無事に戻ったという(写真は、chop pop@chop_popさん提供)
  • 誤配送でガランとした出展ブース(写真は、chop pop@chop_popさん提供)
    誤配送でガランとした出展ブース(写真は、chop pop@chop_popさん提供)
  • 誤配送された絵は無事に戻ったという(写真は、chop pop@chop_popさん提供)
  • 誤配送でガランとした出展ブース(写真は、chop pop@chop_popさん提供)

宮城県に誤って配送「ボーぜんとしました」

   出展ブースの隅に設置された白いテーブルには、書類を入れたビニール袋だけが置かれ、作品などは何も見当たらない。脇に丸イスが1つあるだけのガランとした空間だ。

   絵などを並べる予定だったというchop pop(@chop_pop)さんは2022年5月21日、こんな写真をツイッターに投稿し、「佐川急便の誤配送で荷物が会場に届かず、参加出来ませんでした」と報告した。

   chop popさんが出展予定だった「デザインフェスタ」は21、22日、アジア最大級のアートイベントをうたい、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた。会場には、2日間で計4500ほどのブースが設けられ、連日大勢の入場者でにぎわった。

   ツイートによると、絵などを梱包して佐川急便に配送依頼したが、21日までに会場に荷物が届かなかった。そして、荷物は、宮城県に誤って配送されていたことが分かった。chop popさんは、「ボーぜんとしました」と心境を明かし、「初めての参加で荷物が届かないなんて思ってもいなかった」とつづった。

   chop popさんがその後、誤配送について交渉をした結果、佐川側から謝罪を受け、会場やレンタル代、旅費などを補償してもらうことになったという。25日には、「無事に絵が戻ってきました! また次に向けて頑張ります」とも報告した。

   chop popさんは25日、J-CASTニュースの取材に対し、誤配送の状況を明かした。それによると、自分で専用のサイトから出力した紙を段ボールに貼り付けたが、自宅に荷物受け取りに来た配送スタッフが、発送時に他の人の荷物のラベルを貼り間違えたと聞いたという。

依頼者の梱包が不十分なケースが一部であるのでは、との声も

   今回のデザインフェスタでは、ツイッター上でこのほかにも、トラブルの報告が相次いでいる。

   5月22日に出展した人は、ガラス作品などを段ボール箱に梱包して佐川急便に配送してもらったところ、箱にいくつか穴が開いて中身の一部がむき出し、ガラスも割れるなどしていたとツイッターに写真を投稿している。

   このほか、佐川急便から出展時に集荷に来てもらえず、再依頼すると時間前に不在票が入っていたなどとツイッターで報告する人もいた。この出展者は、結果的には荷物が間に合ったという。

   一方で、配送を依頼した人についても、ネット上では、梱包方法が不十分なケースが一部であったのではないかとの指摘もあった。

   展示会を運営しているデザインフェスタ社は5月25日、広報担当者が次のように取材に話した。

「配送トラブルについては、何か発表できないかスタッフ間で話して検討しているところです。トラブルが何件あったかなど、詳しいことは公表していません。また、今回のことを踏まえまして、出展者に梱包について詳しく案内する予定にしています」

   デザインフェスタでは、ここ数回は、佐川急便1社に作品の配送を委託しているともした。

   chop popさんがツイートした誤配送から謝罪までの経緯について、佐川急便の広報課は26日、「事実です」と取材に認めた。そのうえで、「補償内容や今後の対応については、個別に対応を行っている最中のため、詳細の回答については控えさせていただきます」と説明した。

「商品などの弁済についてもお話を進めているところです」

   別の出展者が配送中にガラス作品などが壊れたとした件についても、佐川急便では、「事故については事実です」と認め、次のように述べた。

「普段より荷物の取り扱いには十分留意しておりますが、イベントの特性に合わせた配慮が不足しておりました。今後は細心の注意を払い真摯に対応させていただきます。お客さまにはお詫び申し上げて、商品などの弁済についてもお話を進めているところですので、対応の詳細については控えさせていただきます」

   配送を頼んだ人に不十分な梱包があったのかについては、「回答は控えさせていただきます」とした。そのうえで、一般論として、荷物の取り扱いについては、こうコメントした。

「当社では、お客さまからお預かりしたお荷物を、いち早くお届け先に輸送するために高速のベルトコンベアや自動仕分け機を活用し、大型トラックに混載して輸送しています。荷物のお取り扱いには十分注意していますが、壊れやすいものは輸送時の負荷に耐えられるよう内容品に応じた梱包を推奨しています」

   佐川急便では、荷物の梱包について、「輸送用梱包ガイドライン」を公式サイトに掲載している。それを見ると、ビン、中古家電、精密機器、食品、化粧箱、簡易梱包、衣装ケース、ホイール付きタイヤや複数個一梱包などについても、破損やすり傷を防ぐための梱包方法をそれぞれ動画と写真で紹介している。そのうえで、「輸送事故防止にお客さまのご理解とご協力をお願いします」と呼びかけていた。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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